研究活動

11月26日(木)国語5年「やなせたかしーアンパンマンの勇気」

 今日は、自分が選んだ伝記の人物を紹介する授業でした。

 一般的な国語科の単元のまとめでは、新聞を書いたり、200字でまとめたりと、同じ形式で自分の考えをまとめさせる方法が多くあります。今回は、まとめの形式を自由にすることで、その人物らしさを表現できるようにしたり、発表者の個性が表れるようにしたりすることをねらいとしました。また、1分間という時間の制約をすることで、「心を動かされたのは何か」「何を紹介すればそれが伝わるのか」と伝えたいことを明確にさせるようにしました。子どもたちは、画用紙にまとめたり、iPadのキーノートを用いたりして、プレゼン資料を作っていました。

 本時では、「マイクバトンリレー」という方法を取り入れることによって、全員が参加する意識をもたせるようにしました。「マイクバトンリレー」とは、前の紹介者の話を聞いて、自分が選んだ人物とのつながりを見つけて紹介していく活動です。誰がどの順番に話していくのかは前もって決まっているわけではありません。そのため、自分の選んだ伝記の人物とどのようなつながりがあるのかを必然的に考えながら聞かなければならないとともに、みんなで話をつなげるために話さなければならないという状況をつくることができます。

 本時の課題は、「聞き手が興味をもてる紹介をしよう」でした。興味をもてるようにするためには、①話し方、②内容、③資料に工夫が必要です。自分はどこに力点を置いて紹介するのかを意識させながら、発表に取り組ませるようにしました。

 まずは、グループで紹介し、その後、全体の場で紹介しました。子どもたちが意識したつながりには、「新しいものをつくりだす」「自分の思いを貫いている」「人を支える名言がある」「学問に熱心だ」「ノーベル賞を受賞した」といったものが挙げられました。

 授業の最後には、紹介された伝記の人物の共通点を見つけていきました。すると、「自分の実力で功績を残している」「信念を貫いている」などの意見が出てきました。また、友だちの発表を聞いて、「戦いの様子が伝わる資料だった」「人をツリー(木)で表していてわかりやすかった」「声も大きくて聞こえやすかったし、やり方(クイズ)もおもしろかったから興味をもてた」など発表の仕方についてもふり返りました。

 授業後の討議会では、人物の価値をとらえてつなげていけるような指導者の支援のあり方とその重要性や、子どもたちの学びをどのようにとらえて学習をふり返らせるのかという学習観についても議論が深まりました。

 

 

 

 

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