PTA活動

香港の小学生と交流しました

香港から小学校の先生方と児童の皆さんが、附天小を訪問されました。

はじめに、歓迎セレモニーを全校生徒で行いました。

5年生の「威風堂々」リコーダー演奏のなか入場された香港の小学生たちは、少し緊張の面持ちではありましたが、附天小の子どもたちの笑顔を見て、笑顔へと変わっていきました。

この日、6年生は修学旅行で不在でしたが、学校紹介の動画を事前に作成してくれていました。その動画が流されると、香港の小学生たちはもちろんのこと、在校生たちも6年生の動画に釘付けでした。その動画では、附天小の1年間の行事のこと、1日の流れ、学校の魅力などがとてもわかりやすくまとめられていました。

1年生から5年生は、この日のために覚えた中国語であいさつをし、歓迎の気持ちを込めたプレゼントを手渡しました。

また、香港の小学生たちからは、中国語で「ドラえもん」の歌を歌っていただきました。附天小の子どもたちも手拍子をしたり一緒に歌ったりと、気持ちが一つになり心温まる空間となりました。

歓迎セレモニーの後は、3年生とは「うちわ作り」を一緒に行い、4年生とは校庭で「じゃんけん列車」で身体を動かしました。

5年生は、本学大学施設をお借りして「昔あそび」でおもてなしをしました。

お店担当は、あやとり・阿波踊り・大阪クイズ・折り紙・紙芝居・紙相撲・こま回し・めんこの「昔あそび」を限られた時間のなかで準備しました。雰囲気作りのために、浴衣や甚兵衛を着用したり国旗を掲げてみたりと細部まで工夫していました。

一方、案内役であるコミュニケーション担当は、お互いに言葉が通じず困った時のお助け札を作成し、当日を迎えました。「英語も中国語も話せないけど大丈夫かな。」と不安を感じていたようですが、子どもたちの目は輝いていました。

言葉は通じなくとも「昔あそび」を手段にして楽しい交流となったことが、子どもたちの笑顔から伝わってきます。途中、コミュニケーションに苦戦した時もあったようですが、先生方のご助言のもと有意義な時間を過ごすことができました。

最後、学校を去られる時には花道を作り附天小オリジナルソングを歌い、お見送りしました。

海外の小学生との交流は、子どもたちにとって初めての経験で緊張と期待が入り混じっていたようです。言葉は通じなくとも相手のことを一生懸命に想って取り組めば、心が通じ合うことを今回の交流で学んだのではないでしょうか。

また、子どもたちは「香港に行ってみたいなぁ。」「違う国の小学生もまた来てくれるのかな。」など話しており、海外への興味もかきたてられたようです。

貴重な経験を子どもたちに与え、温かくご指導くださいました先生方に感謝申し上げます。

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