附属平野小学校と交流しました
PTA広報だより
附属平野小学校(以下、平野小)の6年生は、SDGsの学習で得られた知識を元に校内のみならず、校外へも広げる活動をされています。そこで、本校6年生の取り組みである「アップサイクル大作戦!」とも関連する内容のため、お互いに学習の成果を発表し合う機会を設けていただきました。
平野小の6年生は、「学校で取り組めるサステナブルルール案」を提案してくれました。
「エアコンの設定温度を下げる」「クロームブックの利用を制限する」「照明の使用を制限する」「給食シェアシステムの導入」「クロームブックを充電するコンセントを抜く」といった5点について、具体的事例を用いながら説明してくれました。
本校の子どもたちは、「なるほど!」と納得し、「学校でできるかもしれないなぁ。」と口々に感想を述べていました。また、質問タイムでは、「もっとこのようにしてはどうか」と新たな提案をしたり、「活動の成果をみえるよう工夫している点はありますか」といった次へ繋げるための質問をしたりと活発なディスカッションが行われました。
一方、本校の6年生は「アップサイクル大作戦!」の取り組みを発表しました。
翌日が販売日ということもあり、商品説明に熱が込もっていたことは言うまでもありません。また、どのような過程を経て商品化まで辿り着いたかの説明は、自分たちの活動をていねいに言語化していて、話を聞いているだけでその過程の情景が浮かんでくるような分かりやすいものでした。
そして、平野小の子どもたちからも感想や質問をたくさんいただき活発な意見交換が行われました。
このような交流の機会は、先生方が本校に赴任されてから初めてだったようです。6年生同士、自分たちの取り組んできた活動を他校生へ発表することは、とても緊張したことと思います。それと同時に、同じSDGsのテーマであっても得られた知見を活用する視点が異なることにも気付けたのではないでしょうか。
貴重な交流の機会をもてましたのは、附属平野小学校の先生と本校の先生方のご尽力のおかげです。ありがとうございました。