保護者専用

エイサー第2幕 終

 今日は、『沖縄の文化』について体育の学習と兼ねて、体験的に学びました。

 「きよむら三線工房」の清村斉さんに来ていただきました。清村さんは現在、大阪で生活をされていますが、中学生の頃まで沖縄県の多良間島で育ち、その後も沖縄県で生活をされていた方です。そのため、現在でも宮古や沖縄の方言を使われています。実際に、今日も沖縄の言葉をたくさん使って話をしてくださいました。

 例えば、「ようこそ」についてです。大阪では「ようこそ」の意味が、沖縄では「めんそーれ」、宮古島では「んみゃーち」、石垣島では「おーりとーり」と言うんだよ。と教えてくださいました。日本にはたくさんの方言があり、それぞれ地域によって言葉が違う所ありますが、沖縄の中でも言葉が違うことに気付き、子どもたちは驚いていました

 また、生演奏では「安里屋ユンタ」「島唄」「オジー自慢のオリオンビール」を沖縄の言葉で唄ってくださいました。その時には、「楽しい歌のときは自由に手拍子していいんだよ」と言ってくださり、そこからは自分達でリズムにのって、演奏に参加していました。

 そして、スポーツデーの曲が「ダイナミック琉球」と言うことで、今回練習をして来てくださり、実際に歌ってくれました。子どもたちは「イーヤーサーサー」と気持ちを込めて大きな声を出し、会場が一体となりました。清村さんは、「僕が教えに来たつもりなのに、逆に君たちにパワーをもらえて嬉しいです」とおっしゃっていました。

 まさに、143期生の力が発揮された場面でした。一人だけでは出せない力も、みんなとなら爆発的に力を出すことができる。それがわかっているからこそ、今回のような「本物を学ぶ」時には自然と良い雰囲気をつくることができます。

 今日のふりかえりでも、「スポーツデー本番は絶対に成功させて、感謝を伝えたい」「今日、教えてくださったことを忘れずに明日からの練習を頑張りたい」「体験したことを踊りに繋げていきたい」と今回、体験したことを経験に変えていこうと言う気持ちがみえました。臨海でのテーマでありました「体験を経験に変えていく」が生かされている証だなと思います。

 明日からは、いよいよエイサー第3幕

 「本物から学ぶ」今日の体験をいかして、明日からも頑張ります。

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