きいて、きいて、きいてみよう
5年生
7月はじめ、どのクラスの子たちも
「1ヶ月近く同じクラスで過ごしてきたけれど、
仲のよい子のことしかまだよく知らない」
と言っていました。
そこで、隣の子とペアトークをしました。
あっという間に時間は過ぎ、
もっとクラスの子たちのことを知り、
仲よくなっていきたいという思いをもつ多くの子たち。
そこで、友だちにインタビューをすることにしました。
単なるおしゃべりにならないように、
その人の人柄が表れるようにと、
話題を選ぶところから始めました。
これまでの関わりのなかで話題を見つけたり、
仲のよい友だちから聞き取りをしたりして話題を決めました。
何の話題にするか決めたら、次は質問内容です。
どの順番にどんなことをきけばよいのかを考え、
インタビューを行いました。
インタビューをしているときには、
「へぇ〜そうなんや!」とその子の知らなかった一面を知り、
笑顔になる子たち。
インタビューを通して、
改めて自分の思いに気づいたり、
友達の報告内容から自分を受けとめてくれたと感じたりと、
うれしそうにしていました。
また、「きき手」「話し手」「記録者」と立場が違うと
「きく」ときのポイントが異なること、
相手のことを考えながら「きく」ことは共通していること、
そういったことを実感しながら学んだようでした。