保護者専用

物語を読み直して・・・

 今日の国語の授業は、紙芝居の読み聞かせのように見えて少し違います。

この前まで行っていた「走れ」の学習を通して、中心人物以外の視点で読み返すと、また違った世界が見えてきたりお話の展開が変わり、一味違う読みができることに気づいた子どもたち。

『「走れ」では、中心人物の気持ちを変えたけんじの視点で読んでみたけど、他の物語だとどうなるのだろう。」ふと、子どもたちの頭に疑問が浮かびました。「他の物語でいうと、けんじのような人物はいてるかな?」と聞くと、子どもたちは「いる!いる!お手紙とか・・・」と、これまでの学習で読んできた物語を振り返り、次々にけんじのような人物を見つけていきました。

そこで、違う人物の視点で読み直し、紙芝居にしてみようという課題に挑戦することになりました。

読み進めていくと、「視点が違うから、途中の絵や文章も変わりそう。」と、お話の内容は変えずに、文章や挿絵を変えて行く人もたくさんいました。一度、中間発表会もあったことで、今日の発表ではさらにグレードアップした作品がたくさん見られ、子どもたちの努力の結晶を感じられました。

友達の作品を見て、「元々の作品と違って、絵を大きく描いていたり新しく想像された会話文などがあって、おもしろい!!」と、たくさん褒め合う姿もたくさんありました。友達のいいところを見つけ、素直に伝えたり自分の力に変えようとしたりする姿は、「さすがだな」と、とても関心しました。

今日、発表した作品は、各教室前に掲示しようと思っています。また、学校に来られた際には、一度手に取ってご覧いただければと思います。そして、子どもたちによかったところや面白かったところなどを伝えてあげていただければと思います。よろしくお願いいたします。

また、本日まで紙芝居の制作に当たり、ご家庭で多大なるご協力を頂いたことだと思います。本当にありがとうございました。

 

 

関連する記事