研究活動

2024.12.05.5年理科「ふりこのきまりを用いて”ものづくり”に挑戦しよう」

<本実践での主張点>

 本実践では,算数科「平均」,理科「ふりこのきまり」,図画工作科「木材を使った工作」の3単元を横断的に学習する。算数科「平均」の学習場面では,Google スプレットシートを用いて平均を求める方法について学習しておき,理科の実験結果について数的処理する場面と関連させる(RBT:C 手続的知識-3.適用する)。ICT 機器を用いることで,効率的に結果の平均を求めたりグラフ化したりすることができる。

 このようにして,単元末の「ふりこのおもちゃづくり」において,ふりこの動きを分析する(RBT:D メタ認知的知識-4.分析する/5.評価する/6.創造する)ための時間を捻出する。

 また,図画工作科の木材を用いた作品作りと関連させ,ふりこのおもちゃをつくる活動を取り入れる。
つくりたいものを考え,形にする中で,「技能的に難しい」「構造的に難しい」という課題が出てくるだろ
う。その都度,まわりと相談しながら活動していくが,その中で「違う方法を試す」「別のアイデアを取り
入れる」ことを重視したい。
このような活動を通して,他者と関わりながら,新しい方法やアイデアを積極的に取り入れ,“ものづ
くり”に挑戦しようとする態度育成をめざす。*本校理科での“ものづくり”については,本校紀要参照

<実際の授業のようす>

       

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