PTA活動

６年生が商品開発をしました！

６年生は、The Lab of Future Innovators and Creators（以下、LFIC）の方々のご協力の元、「アップサイクル大作戦」の取り組みを行ってきました。

これは、この１年間キャリア教育として行われた取り組みです。農家の方々からサイズや形状を理由に商品として市場に出回ることなく、廃棄される農作物があることを教えていただきました。この現状を知り、自分たちにできることはないかと考えて、これらの農作物を利用した商品開発を行うこととなりました。

12月から販売に至る３月まで、LFICの方をはじめ、農家や製造加工業者の方々、パッケージデザイン業者にご支援いただき、商品化することができました。

１組は、「とまとじゃむ」です。トマト農家の方とコラボレーションし、トマトが苦手な方でもおいしく食べていただけるように工夫しました。

２組は、「サトイモが贈る華麗なるパスタソース」です。サトイモ農家さんとコラボレーションして、サトイモのまろやかさを生かしたソースができました。パスタ以外にもおすすめの食べ方もあるようです。

３組は、「ゴール in ベリー」です。いちご農家さんとコラボレーションしたいちごのドライフルーツで、手軽に栄養価の高いフルーツを食べられる商品となっています。

商品となるまでに試行錯誤を繰り返し、どのような商品であれば消費者が喜んでくれるか、パッケージはどうすれば良いか、売り場にはどのような人が訪れるかといった市場調査など多角的に分析を行いました。

これらの過程は決して安易ではなく、自分たちが予想していた調査結果とは大きく異なることもありました。また、多くの人の手に取ってもらうためのラッピングやポップなど作成しては、意見交換しながら何度も改善してきました。

販売前日、実際に商品化されたものを目の前にして、ラベルシールを貼ったり袋詰めを行ったりする際、子どもたちは一つ一つの商品を我が子のように愛おしそうに扱っていました。商品化するまでの大変だったこと、嬉しかったこと、楽しかったことなど様々な想いが頭をよぎったのではないでしょうか。

販売を行うにあたり、先生方がお客様役となり販売のロールプレイ学習も行いました。販売を行う難しさと嬉しさを実感でき、さらに当日に向けての課題も明確となったようです。

そして、最後に自席ではありましたが心の中で円陣を組み、明日への気持ちを高めました。

６年生・143期生にかけて「143個限定」のアップサイクル大作戦、販売に向けて一丸となって頑張ってまいりました。

いよいよ、３月６日（水）10時〜11時にあべのキューズモール、あべのハルカス近鉄本店、Mioにて販売となっています。

どうぞ皆様、応援の程、よろしくお願いいたします。