トリオフェスティバル
PTA広報だより
附天小では、１年生と６年生のペア活動、４年生から６年生のクラブ活動や委員会活動、そしてトリオ活動と様々な異学年交流が行われています。
トリオ活動は、１年生から３年生で３人１組のグループを結成し、低学年の異学年交流を行っています。
低学年のリーダーとして３年生が、１・２年生をまとめながら校庭で遊んだり、花壇に水をやったり、畑の草むしりをしたりといった活動を行っています。
さて、１年生が入学して３か月、今年度もトリオグループ活動は活発に行われてきました。現在のグループは、今回のトリオフェスティバルで解散し、９月からは新しいメンバーでトリオ活動を行います。現在のメンバーで楽しい夏の思い出を作れるよう先生方が、トリオフェスティバルを企画してくださりました。
トリオフェスティバルでは、プールや６つの教室で、先生方やPTAレクリエーション委員会の保護者の方々による遊びのブースが展開されました。
トリオフェスティバルがスタートする前の各教室では、先生方が各学年に合わせた注意事項などをお話ししてくださっていました。特に３年生は、リーダーとして時間配分をすることや下級生たちの気持ちを大切にすることなど、楽しいだけではない今回の活動にドキドキしている様子でした。
１・２・３年生全員が集合して、はじめの会からトリオフェスティバルのスタートです。
「英語で遊ぼう」ブースでは、ツイスターゲームに挑戦しました。教室に入ると、いつもは日本語で話している先生が英語で話していて、少し驚いている子もいました。最初は、ルールも英語も分からずに苦戦しているグループもありましたが、最後には理解していたようでした。「苦しい。」「倒れそうや。」などの感想を述べながらも、笑顔で溢れていました。
次にご紹介するのは、「交通安全クイズ」ブースです。夏休みを目前に控えている子どもたち、動画を見て交通ルールや安全について再認識するきっかけとなりました。動画を見た後には、３人でクイズに挑戦していました。これで、夏休みも交通安全に気をつけて楽しむことができそうです。
校内を歩いていると、太鼓の音が聞こえてきました。音楽の先生方が、企画してくださりました「リズムで遊ぼう」ブースです。太鼓の真ん中を叩いてみたり、縁を叩いてみたりと様々な叩き方を楽しんでいました。校内に響き渡る和太鼓が、附天小に夏祭りのワクワクする雰囲気を運んできてくれたようでした。
力いっぱい和太鼓を叩くと汗をかきます。そこで、工作ブースでは涼しさを求めて「うちわ作り」を行いました。「夏といえば花火やな。」と夏を意識した絵を描く子、「トリオのメンバーの笑顔だよ。」とトリオメンバーを描く子、大好きなキャラクターを描く子など、オリジナリティに溢れた世界に１枚だけのうちわが完成していました。
さて、PTAレクリエーション委員会の「楽しく遊ぼう」ブースでは、大縄跳び・紙飛行機・輪投げを行いました。大縄跳びでは、１年生が跳びやすいように２・３年生が声かけをしたり、跳ぶ順番を考えたりと微笑ましい姿がたくさんみられました。トリオメンバー３人全員で、大縄を跳ぶことができた時の弾けんばかりの笑顔は、とても印象的でした。
そして、子どもたちがとても楽しみにしている「トリオプール」です。今日のバディは、トリオでバディを組みます。バディの大きな声が運動場にまで響き渡っていました。今日のプールでは、ダンスをしたり、バタ足対決、玉入れなどを行いました。水泳学習とは異なり、学年を超えてプールを楽しむことができたのではないでしょうか
最後にご紹介するのは、「写真撮影」ブースです。このブースでは、今日で解散するトリオメンバーの思い出の1枚を写真に収めます。そして、たくさんの遊びで疲れたこどもたちに休憩をとるべくジュースが準備されていました。椅子に座って、ホッと一息つきます。汗をたくさんかいていますので、先生方から「お茶を飲んでいますか？」や「休憩もとりながら遊ぶんだよ。」と、お声かけをしていただいていました。先生方の子どもたちに対する細やかな体調管理、いつも大変心強く感じております。ありがとうございます。
夏の思い出を作った子どもたちは、各教室でお手紙を書きました。そして、今日の締めくくり「おわりの会」でお手紙を渡し、楽しいトリオフェスティバルは終了です。
トリオ活動を通して、３年生はリーダーとして下級生を引っ張っていうことは大変であること、その一方でやりがいもあることに気付くことができたのではないでしょうか。２年生は、1年生と３年生の橋渡し役という難しい役割です。１年生の頃の自分を思い出しながら、１年生に優しくできている姿、来年は自分がリーダーだという眼差しで３年生をみている姿、とても素敵でした。１年生は、入学してから学年を超えてたくさんの仲間ができました。これからも仲間と一緒に楽しい学校生活を送るなかで、様々な経験を通して学びを深めていってほしいと願っています。
今回のトリオフェスティバルは、学年の先生をはじめ専科の先生方がご準備してくださりました。また、他学年の先生方も校舎を駆け回る子どもたちにお声かけいただき、温かい雰囲気で見守ってくださっていました。異学年交流を通して、子どもたちが伸び伸びと学校生活を楽しむことができるような機会を与えてくださり、心より感謝申し上げます
