附天小FM
PTA広報だより
先日、大雪による臨時休校のため、延期となっていました「附天小FM」がランチタイムに開催されました。FM 802でDJをされています仁井聡子さんが来てくださいました。
当日の放送室は、この日のために先生方が準備してくださり「附天小FM」へと様変わりしていました。また、校内に掲示してありましたポスターは、6年生が作成してくれました。
仁井さんと先生方がご相談のうえ、事前にメッセージやリクエスト曲を記載する用紙を子どもたちに配布してくださり、希望者は提出いたしました。希望者のみにも関わらず、たくさんの子どもたちが提出していました。子どもたちのワクワクしている様子が伝わりますね。それらを仁井さんは、開始直前まで読んでくださっていました。
いよいよ、開局時間が近づいてきました。
すると、放送委員や将来、人前で話す職業に就きたいと考えている6年生が、お手伝いのために放送室にやって来ました。仁井さんから放送中のお仕事を割り振られ、一緒にラジオ放送をつくりあげていきます。
声だけを聞いていると、お手伝いの6年生たちは、まるでラジオパーソナリティのようでした。放送室内では、緊張したり役割を終えてホッとしたりと、とても貴重な体験をさせていただいておりました。
さて、教室の子どもたちは、給食を食べながらにこやかに聞いていたり、給食を終えて耳を傾けていたりと様々でした。リクエスト曲が流れ始めると、「これ、リクエストした曲」、「この曲、好きやねん」と言いながら楽しんだり、手拍子をしたりする姿も印象的でした。さらに、様々なメッセージが読みあげられると、さらに盛り上がっていました。
現代の子どもたちは、テレビや動画といった視覚優位な情報を取り入れることに長けているのではないでしょうか。一方で、ラジオは耳から入る音だけの聴覚優位な情報です。今回の「附天小FM」をきっかけに耳からの音だけの情報を元に様々な想像力を育む機会となれば嬉しいですね。
ご多用のなか、「附天小FM」にいらしてくださいました仁井聡子さん、本当にありがとうございました。仁井さんの温かい声とコメントが子どもたちの心にダイレクトに届き、たくさんの笑顔で溢れておりました。
また、このような素敵な企画を考え、調整してくださいました先生方にも感謝申し上げます。