保護者専用

命の大切さについて考える

 附属池田小の事件から21年が経ちました。毎年6月8日には、「池田小の事件を2度と起こさないために」「子どもたちの安全を守るために」「悲しい事件を風化させない」といった思いを込めながら、本校でも避難訓練を行っています。入学した年から、この6月8日の意味を繰り返し学んできた143期の子どもたち、亡くなった池田小の児童への追悼の気持ちと共に、今日も訓練に臨みました。非常ベルが鳴ってから、教室の鍵を閉める、カーテンをおろす、しゃがんで気配を消す、といった一連の動作を、非常に素早く静かに落ち着いて行うことができているのを見ると、訓練の大切さを改めて感じます。子どもたちの日々の安全を守るためにどうすればいいか、今日からまた教職員一同、改めて気を引き締めていきます。お話しして下さっているご家庭もあるかと思いますが、登下校の道や習い事の行き帰りも含め、不審者や危険なことにあった際に自分の命を守るためにはどうすべきか、ということに、今晩また触れて頂ければありがたいです。

  

 今日は、道徳の時間にも「命のたいせつさ」について考えました。11歳で病気で亡くなった、みやこしゆきなさんという女の子の書いた詩を読んで、それぞれが感じたことをノートに書きました。生きたくても生きられない子がいるということ、亡くなる直前まで精一杯生きた女の子がいたということを知り、命の大切さについてみんなが色々な思いをもったようです。今日は池田小事件で亡くなった児童たちにも黙禱を捧げる時間があったので、「自分の命を大切にする」「他者の命を大切にする」「精いっぱい生きる」といったゆきなさんからのメッセージも素直に心に響いたと思います。これからの長い人生、どんなことがあっても逞しく生き抜く強さを子どもたちが培えるよう、命についての授業も重ねていきたいと思います。

 

  

 

 最後に。。。

 今日、教室にアマガエル君が2匹やってきました。連日のプール授業で25mを何本も泳ぎこんでいる子どもたち、「おい、アマガエル君。君は本当に平泳ぎができるのか?」と水の入ったバケツにそっと置いてあげると。。。

 おぉ、カエル泳ぎの本家本元! 見事なキック、これは見習わなくっちゃ♬

 

【連絡】

・明日は2組がプールの授業があります。忘れ物のないようにして下さい。

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