保護者専用

05.18. 「8?」「10?」・・・「9!」

 「かもつ れっしゃ、しゅっ、しゅっ、しゅっ♪」

 さて、この歌のリズムでカスタネットを叩くと、何回音が聞こえるでしょうか。

 これまで具体物を操作して、1〜10の数の学習を進めてきた子供たち。例えば、「9」でも、ブロックが9つ、ウサギが9羽、ボールが9球。すべて、ものは違っても、数としては同じ「9」です。

 それは、目に見えないものでも同じです。ボールに「9」があるように、“音“にも「9」があります。それを体感するため、これまで音楽で学習した歌を例に、「カスタネットを何回叩くか」で音を数として捉えるチャレンジをしました。

 これが意外と難しく、歌に合わせて手拍子はできますが、自分が何回叩いたのか、正確に捉えることができず、ズレが生じます。そのズレに子供たちはワクワクドキドキしていました。

 これは、「自分を見つめる」「自分を捉える」という、学びにおいてとても大切な力の育成にもつながります。今日のように、楽しみながら、自分を捉える機会をこれからも設定することができればと考えています。

 数を表す際には、数字カードを使います。「いくつ」を当たり前にシールの数で表すことで、1~10までの数の感覚をつかんでいきます。

 生活科の学習では、ロイロノートを使いました。

 まずは、昨日、2年生に教えてもらったログイン・ログアウトができるかどうかの確認です。まだ、文字が見つけられなかったり、大文字に変換できなかったりと、悪戦苦闘する姿が見られました。これは練習次第で解決する問題なので、学校や家で機会を設け、繰り返し取り組むことで慣れていってほしいと思います。

 次に、提出箱へ出す練習です。「ぽぽんた!?」「あっ!たんぽぽだ」「きのう、見たよ」「ぼくもわたげをとばしたなぁ」と、春の花と自分とのつながりを感じながら、活動に通り組んでいました。

 他にも、ゆびでなぞって文字を書くこと、カードを分解して並び替えること、カードを動かして一つの絵を作ることなど、少しずつロイロノートを使うスキルを身につけさせていきます。

 その前に、iPadを使うときの決まりの動画を見て、iPadはみんなの道具だから大切に使うことを指導しました。iPadの操作方法ではなく、ICT機器を使う際のモラルについての動画でした。自分のIDやパスワードは人に教えないこと、お友達の写真は勝手に撮らないことなどについて学びました。これから子どもたちはICT機器を文房具として使っていくことになります。みんなが安全・安心な学びをするために、ご家庭でも簡単でよいので情報モラルのお話をしてあげてください。

  もちろん、今日のiPadでの活動についてもお話を聞いてあげて下さいね。(ロイロノートは携帯でも、パソコンでもログインすることができます。)

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