保護者専用

音読劇「お手紙」

    国語では、音読劇に向けて「お手紙」の学習を進めてきました。がまくんとかえるくんの行動や発言から気持ちを考え、どんなふうに読んだらいいのか、どんなせりふをつけたしたらいいのかを考え、オリジナルの台本を作って発表しました。

 気持ちを読み取るときには、「ふたりとも、かなしい気分で、げんかんの前にこしを下ろしていました。」という一文から、どんなことを考えて座っていたのか、二人の悲しさについて考えました。すると、がまくんとかえるくんのかなしさには違いがあり、その違いから、かえるくんのやさしさに気づいたり、喜んでもらいたい、がまくんが大好きだという気持ちに気づいたりしていきました。

 台本を作るときには、お話にはない会話を楽しみながら想像して考えていました。オリジナルのせりふがたくさん生まれました。最後のお手紙が届く場面には、一言も会話はありませんが、そこでどんな会話をしていたのか、いろいろと想像を膨らませていました。「がまくんは四日もかけて届けてくれてありがとうと言っていて、かえるくんは約束通り無事に届けてくれてありがとうと言っていると思います。」「がまくんは、手紙を書いてくれたかえるくんにも、ありがとうと言っていると思います。」と、ありがとうがたくさんつまった場面だということが伝わる発表になっていました。また、かたつむりくんを労うせりふも出てきて、かたつむりくんの果たした役割の大きさが表れる発表にもなっていました。

 

 

 

 

 

 

 次は、2年生最後の物語「スーホの白い馬」の学習です。どんな学びになるのか、とても楽しみです。

 

【連絡・お願い】

・明日の「読み・書き・算・音タイム」では、みんなの音読「お手紙」の動画を共有します。その動画を見た感想をテキストに150字程度にまとめて提出することが課題です。動画を見るのに時間がかかると思いますので、本日から24日(木)9:00まで共有しておきます。

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