保護者専用

何度もチャレンジ!

 冬休み前より学習を進めてきた鉄棒と短縄。短縄は普段から練習に取り組み、とても上手な144期の子供たちです。しかし、鉄棒に関しては苦手意識がある子が多く、休み時間、鉄棒をしている様子はあまり見られませんでした。

 鉄棒は、体を地面から離し空中で体を支えたり、回転したりする特殊な感覚がある運動です。この感覚を「怖い」と思うと体がガチガチになって「更に怖くなる」という悪循環になります。この「逆さ感覚」や「高さ感覚」は経験不足が原因と考えられます。また、年齢が上がると体が大きくなり、体が大きくなればなるほど、体が重くなり、できにくくなります。

 冬休みに「鉄棒練習がんばって!」と声をかけ、昨日がロイロノートへの提出締め切り日でした。多くの子が練習を何度もがんばり上達し、できるようになる様子が見られました。中には、初めて逆上がりができた瞬間、その子やお家の人の歓喜の声が一緒に入っている動画が提出されているものあり、私たちも、その様子を見ることができ、とても嬉しくなりました。

 逆上がりができなくても、これからの人生困ることはないと思います。しかし「できないから」「できなかったから」とすぐに投げ出す姿勢というのは、これからの人生それでは困ると思います。何度も何度も試行錯誤し、あきらめずに取り組む姿勢、そして、努力の末にできる喜び。その経験をするためにも、ただが鉄棒、されど鉄棒です。

 提出期限は来ましたが、あと少しで出来そうな動画もありました。担任一同、今後も動画の提出を待っていますので、この週末も、今後も、ぜひチャレンジを続けて、鉄棒の提出箱がALL花丸になるよう願っています。

 また、できても、しばらくやらないとできなくなってしまうことがあります。学校でも声を掛けますが、ご家庭でも、時々は鉄棒へ出向き新しい技にもチャレンジするよう励ましてください。

 公園でもあまり見かけなくなった鉄棒を探し寒空の下練習にお付き合いいただいたり、ご家庭に鉄棒を設置されたりと、保護者の皆様にお礼申し上げます。今後とも、子どもたちの心身の成長にご協力お願いいたします。

【連絡】月曜日、コンパスを必ず持ってくるようにお伝えください。

 

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