保護者専用

林間学舎をふりかえって

 林間学舎明けの月曜日、元気でひと回り成長した144期生が集まりました。

 各クラス総合の時間には、キャリアパスポートの1ページ目に林間学舎の記録を作りました。どの子もたくさんの思い出があり、書ききれない様子が見られました。初めての宿泊行事、学校での生活だけでは味わえない時間を共に過ごし、144期の仲間としてのつながりも深まったようです。

 保護者の皆様には、持ち物や体調管理など、ご協力いただき本当にありがとうございました。週末はたくさんお話を聞いていただけたようで子どもたちも嬉しそうに話をしてくれました。また、たくさんの保護者の方から、学校に帰校した際や、本日の連絡帳で温かいお礼の言葉を頂戴しました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。

 さて、林間学舎の3日間の子どもたちの様子を見て、今後の4年生での牛窓、5・6年生での臨海学舎に向けて、保護者の皆様にはお伝えしておいた方が良いと思ったことを以下、お知らせします。

 3日間元気に過ごせた子もいれば、体調を崩す子も少なくありませんでした。特に3年生は看護師の方に大変お世話になりました。今回は、食事の時、気分が悪くなってしまい嘔吐したり、夜寝る前に、ホームシックになって泣いてしまったり、「お腹が痛い」「頭が痛い」と訴える子も、多数いました。

 また、活動前には、「赤白帽子がない」「軍手がない」等、荷物の整理ができていないために慌ててしまったり、「10分前行動・5分前集合」に間に合わなかったり、また集まっても忘れ物があって部屋に取りに行かなくてはならなかったりして、4年生のリーダーにも、たくさんお世話になりました。

 宿舎でも「お布団をたためない」「押し入れの中に入って遊んでしまう」等の行動で注意される場面もありました。

 がんばったことも本当にたくさんありましたが、注意を受けることも多々ありました。5.6年生の臨海学舎に参加する頃には「自分のことは自分でする」「時計を見て生活をする」など、当たり前のことが自分でできるように、保護者の皆様にも毎日の生活の中で引き続きご協力をよろしくお願いいたします。

 なお、今回の宿泊行事は3・4年合同で実施したため、1号棟に宿泊していた約100人の女子児童を女性教員2名で、2号棟に宿泊していた男子児童約50名を男性教員2名で指導にあたっていました。コロナ禍での実施でもあり、毎日3食の食事の際に一人ずつ手指消毒・検温を行い、記録用紙に記載するという、これまでにはなかった業務が追加されました。

 そのような状況で、「体調不良や精神的な不安を訴える子」「持ち物が見つからない子」「ルールが守れない子」等が、多数出てきたため、私たちも十分に子どもたちの様子を見ることができなかった部分もあるかもしれません。

 そんな中でも、「自分のことは自分で考えて行動する」姿や、「お友だちのことを気遣って、優しく声かけをする」姿も、たくさん見ることができました。

 宿泊行事を通して、少しずつ「自律」と「自立」を学んでいって欲しいと願っています。

 最後に、今後の宿泊行事でも大切になると考える内容について、2点連絡します。

①持ち物の記名について

 図工室にはたくさんの林間学舎の落し物があります。1番多かったのは、初日に履いて行った靴下です。名前が書かれているのかもしれませんが、見えるところに見えるように書かれていないため、子どもたちが自分の靴下だと認識することができませんでした。また、活動を終えるたびに水筒の落し物がありました。こちらも、名前が見える部分に書かれていないため、(水筒のチャックを開けてみると水筒ケースの中のタグに名前が書いてある状況)すぐに、誰の水筒かが分かりませんでした。宿泊行事の持ち物については、すぐ見えるところにご記名いただくか、名前の書いたネームプレートなどを付けていただくと、助かります。

②服装について

 草よけ・虫除けのために、長ズボンを着用するようにお願いしておりましたが、靴下が短く、足首が見えてしまい、草で切れたり、虫に刺されたりする子が多数見られました。持ち物の準備をする際には、その用途に合わせてご準備ください。

   

 

 

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