保護者専用

授業のようす4(1の3)

 今日は、いよいよすごろくを作り始めました。(もちろん、まだ設計図をかきたい!と仕上げる時間をとっていた子もいますが。)

「連続性」「順序性」を意識したおかげで、今回のすごろくに、「ストーリー性」が生じています。

 電車を降りて途中で、寄り道しちゃったから、一回休みにして、それに先生に怒られちゃうねん。

 梅雨で、雨が降っちゃったから、一回休みっってことにするんだよ。

 大阪から出発して、日本を一周して、また大阪に戻ってくるんだよ。

 種から芽が出て、途中で水やり忘れて、大きくならないから、ここまでは(マス目の)色が違うんだよ。

というふうに。

 算数の教科書にのっている「すごろく」は、順序数としての「数字」で表されたものです。そこから、今回は、国語のお話づくりの要素も入ってきました。

 ある子のノートにも、

 

 

 

 

 

 

と、書かれていましたが、「これって、図工やん。」という声もたくさん聞こえてきました。教科横断的な学びをめざした今回の授業実践では、算数科からスタートし、他教科へ派生し、どんどん関連付けていく姿が、たくさん見られています。

 先生に言われたことをする、だけでなく、「自分で考えて、自分で調べて、自分で解決していく」という学習経験を積んでいくことは、とても大切だと思っています。

 ただ、まだ自分で調べる技能が、十分とはいえないため、子どもたちが「調べたい」という事柄を、おうちで調べるために、保護者の皆様にもサポートいただいたことと思います。ありがとうございました。

 来週、引き続き、すごろくを作っていきます。子どもたちが、必要としている物や、作っていった過程での気持ちをノートに書いています。そちらも、ご覧いただきますようお願いいたします。

*本実践は、来週から1組、2組でも行っていきます。まだ、「箱」をご用意いただいていない場合は、来週までに必ずご用意ください。

 

 

 

 

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