保護者専用

1月学年集会の代わりに

 保護者の皆様、新年あけましておめでとうございます。本来なら、学年集会、CCTにてご挨拶することができたはずなのですが、この状況ですので、文面にてのご挨拶とさせていただきます。

 入学調査が終わり、ちょうど1年前、145期の子どもたちが、入学調査を受けていたんだなぁと想像すると、感慨深いものがあります。毎年のことですが、たくさんの子どもたちが、「本校で学びたい」と調査を受けます。幼い子どもたちが、一生懸命頑張っている姿には、毎回心を打たれます。また、ご縁がなかった子どもたちが悲しむ姿には、本当に胸が苦しくなります。

 だからこそ、今、在籍している子どもたちには、学校生活を精一杯楽しんでほしいとも思います。

 新型コロナ感染症の現状の中では、少なからずの制限があり、これまでと同じように、とはいきませんが、それでも、145期の保護者の皆様には、子どもたちのために、日々の清掃・除菌活動、本の除菌作業、校内の環境美化や環境改善など、お力添えをいただきました。本当にありがとうございます。

 裏庭やベランダ前のスペースも、もしかしたら、今のコロナ禍だからこそ、「その部分を子どもたちのために有効活用しよう」という発想に至ったのかもしれません。「できない」ことが多いからこそ、「できること」を作り出そう、という思いが、これまで以上に強くなったのかもしれません。

 昨年度の6年生の劇の最後に「従来のやり方にとらわれることのない、変化を恐れない心。そんな力を そんな心を いざ、てんのうじから。」というセリフを書きました。それは、今の1年生にも伝えたい想いです。

 未来を切り拓いていく子どもたちに、私たち大人が、まず、明るく前向きにあきらめず、いろんなことを挑戦していく姿を見せていくことに、今年もご理解・ご協力いただければと思います。

 低学年のうちに、「基本的な生活習慣を身につけておくこと」「マナーを守る公共心を高めておくこと」は、本校に通うために絶対に必要なことです。さらに、今後、「できないこと」「苦手なこと」に出会ったときに、いかにそのことを「楽しめるか」という心のもちようが、学力を高めるためにも重要になりますが、これも、低学年のうちに身につけなければなりません。

 そのために必要となる自己肯定感を今のうちに高めておくことが、低学年のうちにしておく『貯金』です。

 子どもたちの卒業後の進路がさまざまである本校では、これらの『貯金』のためにも、保護者の方々には、可能な限り、お子様の学校生活に関心をもっていただきたいと思います。機会があれば来校したり、登下校を一緒にしたり、連絡帳や宿題にサインを書いたり、ホームページの内容をご家庭で話題にあげたり・・・それらを継続的に行っていただくこと、これが、低学年のうちにできる『貯金』です。

 今年もたくさんの『貯金』ができますように。

 

<集会でお話ししたかったネタの1つとして>

 國光から子どもたちに送った年賀状の下2桁は、お子様の出席番号と同じようにしていました。しかし、今年の年賀状当選番号(3等)の下2桁は、「60」「58」「50」でした。つまり・・・全員外れ!でした。ざんねん・・・。

 

 

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