保護者専用

対象から学ぶこと

 今週月曜日から、裏庭プロジェクトがスタートし、保護者の方にもお手伝いしていただきながら、毎日少しずつ裏庭の整備をしています。今日は、教育実習を終えた実習生が、インターンシップの活動の一環として、お手伝いしてくれました。また、1年生の子どもたちも休み時間や生活科の時間には、お手伝いをしてくれています。

 3日目の今日、子どもたちの活動の様子を見ていて、本当に驚かされました。教えてもいないのに、一輪車を動かして土を運んだり、大きなスコップや鍬を使って土を掘ったり・・・これまで大人の動きを見ていたことがわかります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 また、土を掘っていくと、長年埋まっていたと思われる、石や雨水ますや、マットなどが出てきました。それを「発掘や!」と言いながら、協力して掘り進めていく子どもたち。誰かが「猫の手も借りたいって、こういうことやったんか!」と叫ぶと、「ほんまや!めちゃくちゃ大変や!」と共感の声が高まります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「裏庭をきれいにする」という課題に対して、その場から「自分に何ができるのか」を考え、他者(友だちや先生、実習生、保護者の方々)と自然に協力する子どもたちの学びの姿は、これからの社会を創っていく子どもたちに求められている力です。教科書、ドリル、問題集等の机上で行う学びだけでなく、様々な対象から主体的に学んでいく子どもたちに育っていってほしいと願っています。

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