保護者専用

「後期」に向けて

 スポーツデーを終えて、約1週間のお休みの間、元気に過ごしていますか。23日(水)からは、後期が始まります。後期からは下校時刻も遅くなり、放課後遊びもスタートしますので、また、新たな気持ちで学校生活を再スタートできるよう、このお休みの間の体調管理をよろしくお願いします。(毎日の検温結果の入力も、必ずお願いします。)

 さて、1年生も半分が過ぎました。学校生活にも少しずつ慣れてくる頃です。この時期に改めて、今の附天小について、子どもたちにも理解させたいことがあります。それは、「今の学校生活が、多くの人に支えられている」ということです。

 コロナ禍の今年、入学してきた子どもたちは、掃除や、日々の除菌を保護者の方がお手伝いしてくださっていることは、「当たり前」の学校生活になっているかと思います。今回のスポーツデーでも、検温・手指消毒・除菌等のお手伝いを、実習の先生がしているのも、「特別なことだ」ということがわからなくても、当然です。145期の子どもたちには、今の風景が「当たり前」だからです。でも、大人の私たちは、これが「当たり前」でないことはわかっています。

 だからこそ、これらのことが「当たり前」ではなく、たくさんの人に支えられて実現していることだということを、各ご家庭でも、折にふれ、話していただきたいと思います。

 「支えられている」という実感は、自分に向けられた愛情を感じることにつながり、結果的に、自己肯定感も高めます。また、「自分ができることは何かな?」「今度は、ぼく(わたし)が、してみようかな」等、他者への貢献の気持ちへと変わっていきます。他者へ貢献することで、「自分が役にたった」「喜んでもらえた」という、(社会的な)自己効力感へとつながります。

 学校に毎日元気に通学することが目標だった「前期」とは違い、「後期」は、このような視点をもち、子どもたちを育てていきたいと考えています。

 なお、子どもたちが、ダンスの手具を入れるために作った布袋は、昨年の附天小まつりの際に、PTA文化委員会さんが、作成された「消しゴムはんこ」をいただいて、作ることができました。こちらも、文化委員会さんのご協力なくして実現しなかった活動です。

 コロナ禍において、さまざまな活動が制限されていますが、アイデアを出し合って、子どもたちの学校生活が豊かになるよう、尽力いたしますので、引き続きご協力のほど、よろしくお願いいたします。

9月23日(水)からの時間割は、こちら

 

 

 

 

 

 

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