保護者専用

スポーツデー種目紹介⑥

 今日は、体育館で「個人チャンス」の練習を行いました。初めて聞く競技名に、子どもたちも興味津々なようすでした。

 「個人チャンス」は、5年前まで行っていた、本校オリジナル競技です。毎年、その年に流行したテレビ番組や、歌、話題になった事柄等からイメージを広げ、担当学年の先生方が、競技内容を考えていました。過去には、『あべのハルカス』『あまちゃん』『ポケットモンスター』など、その学年の子どもたちの年齢にも合わせて、テーマを決め、どのような競技にするのかも考え、準備していまいした。

 趣向を凝らした内容は、附属ならでは、その年ならでは、ということもあり、見どころ満載だったのですが、運動会全体の時間短縮や、事前準備にかかる時間軽減等の理由から、近年、姿を消しました。

 ただ、今年度は、学年ごとのスポーツデーということで、時間に余裕があります。また、この時期を教育実習期間とすることで、準備を手伝ってもらうこともできます。そこで、「個人チャンス」が復活した、というわけです。

 運動会というと、昔から「足が速い子が活躍する」というイメージもあります。しかし、「くじを引く」という要素を入れることで「誰でも1番になれる」というチャンスが生まれます。また「個人チャンス」は、その競技内容から、「1番にゴールすること」だけでなく、「面白い(かわいい)写真を撮ること」というチャンスも生まれます。実際、先生方は、「面白い(かわいい)写真が撮影できる」ことを視野に入れ、競技内容を考えています。
 

 今年の1年生は、自粛期間中に流行した『どうぶつの森』をヒントにして、「どうぶつさんが、お花畑をつくる」という競技を考えました。大きな段ボールでできた箱を重ねて、お花を咲かせます。1年生の子どもたちが、箱を運んで、重ねて、絵を合わせているようすは、とってもかわいいですよ。

 当日まで、誰がどんな動物になるのか、わかりません。そのドキドキを楽しみながら、お子様のかわいいようすを見逃さず、可能であれば、写真やビデオに残すことが保護者の方の課題となる、それが「個人チャンス」です。

 

 

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