保護者専用

実習の先生の授業①(算数)

 今日は、3クラスとも算数の授業を、実習の先生が行いました。クラスによって、指導内容が偏よりないよう、3人で相談しながら、協力して授業案を作成していました。

 もちろん、実際に授業をしてみると、子どもたちの発言の内容や、先生の発問の仕方など、ちょっとしたことで、流れが変わるのが、「授業」です。実習の先生が緊張していることで、もしかしたら子どもたちも緊張していたかもしれません。その緊張の中で、予定していた内容にならなかったかもしれません。

 でも、今日、一番心を動かされたのは、子どもたちがいつも以上に一生懸命授業に取り組み、「実習の先生のために!」という気持ちが、態度や表情に表れていたことです。「誰かのために自分が今、できること」を考えることができる機会となり、それを表現できたことが、算数の内容以上に、子どもたちにとって大きな学びだと思います。

 1年生は、自己中心性から脱却し、相手意識をもちながら、さまざまな人とコミュニケーションをはかっていく素地を養う大事な時期です。コミュニケーション能力が高い子は、結果的に自尊感情も高まります。

 お子様が、家に帰ってから「今日ね、実習の先生の授業があったんだよ。」という報告とともに「先生が、頑張っていたよ。」「先生の授業楽しかったよ。」など、好意的に、かつ、相手の努力を感じてる言葉を発した時は、ぜひ、「先生の頑張りに気付けたんだね」「楽しかったって、思っていたら、実習の先生も楽しい(うれしい)気持ちになるだろうね」というような声かけをしてあげてください。

 ポイントは、「相手の努力・頑張りを見つけ、認めることができるかどうか」「物事を前向きに明るく捉えることができるかどうか」です。この実習を通して、子どもたちがさらに成長することを願っています。

 (お願い)

 昨日HPにて「毎朝検温すること」と「検温結果を8時までに送信していただくこと」をお願いしました。結果、大部分の方には、ご協力をいただいていますが、本日、まだ100%ではありませんでした。今後、インフルエンザとの同時流行、大阪市内の感染が拡大する可能性も高いと言われています。検温せず登校された場合、発熱児童とほかの児童が接触してしまうことも考えられます。何より、登校前に担任が、子どもの体調を把握しておくことは、安心を守るために重要だと考えています。朝のお忙しい時間に、お願いしていることは、重々承知の上ですが、子どもたち全員の安心を守るため、100%実施となるよう、ご協力お願いします。

 

 

 

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