PTA活動

文楽鑑賞会

本校で6年に1度開催される文楽鑑賞会。この会は、子どもたちに日本の伝統芸能である文楽を、在学中に一度は講堂で鑑賞してもらおうと、本校卒業生の方々がご尽力下さり開催されています。
今年度はコロナ禍のため、低学年と高学年に分かれて鑑賞しました。
まずはじめに、物語を語る「太夫」の方が、丁寧に自らの役割を説明して下さいました。

次に、物語を盛り上げる「三味線」の方が、場面に毎に使い分ける音色や演奏法についてお話し下さいました。

続いて、「人形使い」の方が、文楽で使われる人形の構造や、動きを表現する仕組みについて丁寧に説明して下さいました。

代表の子どもたちが、人形使いに挑戦しました。

「思ったより人形って重い!」、「私たちが動かすと幽霊みたいになっちゃうね。」など、実際に触れることでのみ学べる貴重な経験をさせていただきました。
そして、いよいよ上演の時間です。今回の演目は「五条橋」でした。

源義経こと牛若丸と武蔵坊弁慶が戦う場面では、人形たちが描き出す臨場感に、子どもたちもじっと舞台に魅入っていました。
今年度はコロナ禍の影響で、他学年とともに何かをする機会になかなか恵まれませんでした。その影響か、3学年一緒の文楽鑑賞会では、いつも以上に生き生きとした表情を見せてくれたように感じました。
コロナ対策が大変な折、子どもたちに素晴らしい思い出を作って下さった先生方、雛松会の皆様、そして公益財団法人文楽協会の皆様本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

 

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