PTA活動

一・六交流

本校では、「一・六交流」という1年生と6年生がペアになって行う活動があります。初登校の日には、6年生が1年生にランドセルや水筒の置き方など朝の準備を教えてあげることに始まり、お掃除の時間や休み時間に6年生が1年生の教室を訪れて様々なサポートをしてくれます。1年生は、6年生との交流を通して学校生活のルールを学びながら、楽しい学校生活を過ごしています。

6年生が「あそブーム」を企画し、1年生に遊びを提供してくれました。この「あそブーム」は、遊びを通して1年生同士の友だちの輪が広がってほしいという6年生の願いが込められています。

6年生は、どのような遊びだったら1年生が楽しめるか、ルールをわかりやすく伝えられるか、最大の目的である「1年生同士の友だちの輪が広がるか」を考えて、短い時間で準備してきました。1年生は、楽しい雰囲気に終始笑顔で活動していました。

実際に楽しんでもらえてホッとしている班、「もう少しこうした方が楽しめるかな」と修正を加えながら活動している班もありました。このように一瞬一瞬を大切にし、相手の気持ちを思いやりながら1年生が楽しめる遊びを提供している6年生の姿を見て、この附天小で大切に育てられ、自ら成長する機会を多く得ていることを実感いたしました。

6年生は、コロナ禍での入学だったため「一・六交流」を経験していません。そのため、6年はどのように活動を行うべきか不安もあったことと思います。しかしながら、「一・六交流」こそ経験していなくとも先生方の温かなご指導やクラブ活動、委員会活動、トリオ活動といった異学年交流の場があったおかげで、1年生へのサポートを細やかに行うことができました。145期生が、附天小のリーダーとなった頼もしい姿そのものでした。

この1年間、6年生のサポートのもと、1年生がどのように成長していくのか楽しみでなりません。

「1(いろんな)5(ご縁)0(つなげよう)」という150期生の合言葉を心に留めて、先生方や上級生、学校に携わってくださる方々と一緒に素敵な学校生活を送っていきたいですね。

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