🖥️ スマホ・ケータイ安全教室を開催しました。
コンピュータ
2/14コンピュータークラブの活動の一環として
KDDIスマホ・ケータイ安全講師のタグチ様にご来校いただき
スマホ・ケータイ教室を開催いたしました。
今後スマホを子どもに持たせであろうという前提で
「親の責任と自覚を考える」をテーマにご講和いただきました。
当日はたくさんの部員様にお越しいただき、とても有意義な時間を過ごすことができました。
『スマホ依存』という刺激的なワードも含めながら、保護者向けだからこそ
少し踏み入った話をたくさんしていただけました。
依存といえばSNSやゲーム、YouTubeなどに執着してしまうイメージでしたが
依存の先にある危険をしっかり認識しながら親子でどう折り合いをつけながらスマホと共存していくかが大きなテーマであったと感じました。
そして子どもを守るつもりが、逆に危険に晒してしまう原因にもなりうる
親の考え(エゴ)で、親が安心したいがためだけのルールづくりは危険であるとのお話が印象的でした。
保護者はスマホ利用の危険を知るが故に、その先を案じて子どもに制限させたいと思います。
しかしながら子供はその先の危険を知らないが故に『締め付けだ』『私を信用してくれていない』と反発します。
そしてそういう子供の不満に入り込み、優しく接する『優しいお兄さん・おじさん』が、様々な方法(主にゲーム)でつながる危険がある…
そこから連れ去り・監禁という事件が起きており、被害件数は表向きに出ている数より実際はもっと多いそうです。(被害届が出ていない事件もあるそうです)
学校の友達との人間関係、誹謗中傷、仲間外れ、なども実例を交えつつ約1時間、質疑応答も含め1時間半お話を進めていただきました。
皆様のお子様がスマホを持つ頃には今よりもっとネットやSNSが発達し、
様々なサービスで溢れる世界となっているのだとしたら、子どもは我々の想像のはるか上の知識と方法で世界と繋がるのだと思います。
ただ子供だけルールを課すのではなく、親子で、家族全体で共に守るルールづくりが必要なのかもしれません。
保護者向けの内容でお話を進めていただいておりましたが
終了後には『このような具体的な話こそ子どもにも聞かせたい』というお声が非常に多く
そう思えるほどまで意欲的にお聞きくださっていた方が多く、とても有意義な1時間でありました。