PTA活動

椋鳩十作品展

「大造じいさんとがん」、皆さんも一度は読んだことがあるのではないでしょうか?

年老いた狩人と利口な鳥であるがんの知恵くらべを描いた椋鳩十さんによる児童文学で、5年生の国語科の教科書に掲載されています。。他にも「山の太郎グマ」「アルプスの猛犬」「片耳の大シカ」など、大自然を舞台に動物を題材にした命の大切さを訴える作品が数く残されています。

本校の5年生の子どもたちも国語科の授業で椋鳩十さんの作品を学習しました。その際、先生方が阿倍野図書館にアプローチしてくださり、阿倍野図書館とコラボレーションし、図書展示「椋鳩十作品展」が開催されることになりました。

図書館の入り口を入ると図書展示「椋鳩十作品展」コーナーがあり、椋鳩十さんの作品と子どもたちが作成したポスターが飾られています。1枚の大きなポスターの迫力、小さなポップはレイアウトが工夫され簡潔で大変分かりやすくなっています。冊子型のパンフレットは、読み応えのあるものでした。

 

5年生は、国語科のみでなく、この1年間プレゼンテーションの学習を様々な科目で行なってきました。テーマに沿って、疑問に思ったことや知りたいと思ったことを調査し、その結果をまとめて発表する。そして、それらの結果をもとにアクションを起こそうという取り組みをしています。この取り組みで培った知識や経験を存分に発揮できたのではないでしょうか。

図書館の方は、「一つの作品あたり何冊か準備したのですが、すぐに貸し出しとなっています。作品紹介のおかげでしょうね。」とにこやかにお話してくださいました。

また、入ってすぐに目につくように子どもたちの作品を貼る場所を工夫してくださりました。さらに、阿倍野図書館のホームページ内の「お知らせ」でも取り上げてくださってます(こちらからご覧になれます)。阿倍野図書館の職員の皆様、ご多用のなか子どもたちの学習の機会のために展示コーナーを設置してくださりありがとうございました。

このように日々の学習の成果を学校内だけでなく、校外へと活動の場を広げる展開し、貴重な経験をさせてくださりました先生方に感謝申し上げます。

なお、阿倍野図書館での図書展示「椋鳩十作品展」は、3月5日まで行われています。皆さんもぜひ、これを機会に図書館を訪れ、椋鳩十さんの作品の世界観を楽しんでくださいね。

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