保護者専用

6.09. 物語「一つの花」始まる

 本日の国語の学習では、物語文「一つの花」を読んで、登場人物と人物の生きた時代について考えました。前回の教材「ランドセルは海をこえて」と同じく、今回も戦争を題材にした教材ではあるのですが、今回の教材では物語文として登場人物の立場から考えることができるようで、子どもたちの受けとる戦争の恐ろしさについての実感がいっそう深まっているように感じております。

 その中で、子どもたちのさまざまな発言を耳にします。

「ぼくのひいおじいちゃんはな、ー。」

「私がお母さんから聞いた話だと、ー。」

 今までに自分の家族にまつわる戦争の話をご家族から聞いたことがある人もいるようです。

 私事となりますが、私の祖父母は戦争を体験いたしました。祖母からは幼い頃、戦争時代の話を聞かせてもらったことはあります。そして、その話は今でも覚えており、祖母の話から出てきた祖父の話を、いつか祖父からも聞いてみたいと当時は思っていたのですが、結局祖父からは聞けずじまいでお別れすることとなってしまいました。それを少し今でも後悔しております。

 戦争の話に限らず、また機会を見つけて、保護者の方の若い頃のお話やご家族のお話を何かしていただけたら、子どもたちにとっての大事な機会になると思います。

 

 今週も残すところあと一日、あっと言う間の一週間ですね。明日も楽しみながらも考えて、しっかり学校生活を送りましょう。

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