保護者専用

3.18.146期生(いろんな よろこび むげんだい)のみんなへ

 1年生最後の1日となってしまいました。保護者の方々の多大なる支援と協力のおかげで、この日を迎えることができました。心よりお礼申し上げます。

 

 あっという間の1年間を振り返るとたくさんの出来事がありましたね。

 マスクの上からでも、みんなの緊張した表情がわかった入学式。実はみんなと同じように、先生たちも、もとても緊張したことを覚えています。森副校長先生から行われる入学許可に、大きな声で「はいっ!」と返事する姿がつい最近のように思い出されます。

 

 教室での学習にも少しずつ慣れてきた頃、天王寺動物園への親子遠足へ出かけましたね。学校へ帰ってきてからお家の人と一緒に植えたサツマイモが秋には、あんなにたくさん収穫できるなんて、先生たちもびっくりしました!

   

 プール学習では、顔をつけるのも怖がっていた子が、1か月後には思い切り水面に飛び込めるようになったのを見て、大きな成長を感じました。また、本校ならではの様々な行事にも取り組みましたね。スポーツデーや学芸会、アートウィークに生活発表会と数えればきりがないほどの行事にも明るく前向きに挑戦することができましたね。1つの行事が終わるごとに、少しずつたくましい顔になっていくみんなを見て、頼もしく思いました。

 お友達と仲良くなるにつれて、休み時間の過ごし方もかわっていきました。ベランダ周りのすみっこで遊んでいた4〜6月、だんだんと運動場に出始めた7〜8月、9月からは運動場のいろんなところで1年生の可愛い集団が遊んでいました。1月に入ってからは、クラスの垣根を超えて、運動場でドッジボールをしたり、違うクラスの教室に「入ってもいいですか?」と担任の先生に許可を取ってから、こまけん玉あそびをしたりと、遊びの幅や友達の数もふえたのではないでしょうか。

 先日の授業参観、「一年間でできるようになったこと」で、ある子が「お母さんがいなくても1人で学校に行けるようになりました!」と大きな声で発表していました。はじめの頃はお母さんに手を引かれて登校していた子どもたち。心の中は不安と期待が入り混じっていたと思います。そんなみんなが、今では附属天王寺小学校の制服がよく似合う附天小っ子になりました。

 子どもたちができるようになったことを実感している以上に、先生たちは、みんなの成長を感じていました。「みんなは幼いからかわいい」のではなく「一生懸命だから応援したくなる」と感じていました。だから先生たちは、みんなが一生懸命な姿が大好きです。

 失敗することや、𠮟られることもあるでしょう。けれど、めげずにまた前を向いて進みましょう! 成長していく喜び、友達と協力する喜び、まわりの人から愛される喜びを2年生でも感じながら、無限大に広がる146期生を応援しています。

1年間ありがとうございました。

 

 

 

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