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「情報」を様々な角度から…

 社会科では、情報の活用について学習しています。現代の社会には、様々な情報があります。それらを産業の中で、どのように活用されているのかを調べていっています。単元の初めは、教科書にも載っている気象情報の活用について調べていました。

 そして、単元の後半からは、これまでに142期の皆さんが学習してきた産業が、どのように情報を活用しているのかという、これまでとは違った視点で調べています。

 まずは、3年生のときに学習した「イトーヨーカドー」です。3年生の時に売り場の工夫などを学習しましたが、情報をもとにどのようなことに取り組んでいるかという視点でみると、見え方がまた変わってきます。今回は、イトーヨーカドーの売り上げに関する情報をもらうことができたので、それをもとにして、情報の活用について調べました。情報を分析するのは、大変ですが、chromebookを活用しながら、売上情報を分析していました。

 イトーヨーカドーの筆箱に関する売上に関する情報があったのですが、この情報を活用しているのは、イトーヨーカドーの人だけかを問うと、

「作っている人たちも活用していると思う」

と子どもたちが言いました。そこで、今日の学習では、工業の単元で学習した「クツワ」の情報の活用について考えました。実際にクツワの人も、イトーヨーカドーなどの小売店から売上情報をもとに開発計画を立てるなどしているようなので、クツワの人になったつもりで、子どもたちも考えていました。

「売上をもとにして製造する量や出荷する量を決めるんじゃないかな」

「他の会社の売れている製品を分析して、自分の会社に生かしてそう」

といったことが出てきました。

 それらやクツワの人がとったアンケートをもとにして、どんな情報をどのように活用するか考えていました。

 同じ売り上げの情報も、見る角度によって変わってくるということがわかったと思います。そのように社会について多角的に調べられるようにしていってほしいと思います。

 

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