保護者専用

ぼうさい「危険を減らすためには」

 先週に引き続き、特別活動の時間に「ぼうさい」科の授業をしました。

 先週の課題は、「家の中の危険な場所を探してくること」でした。そこで、授業の始めに、子どもたちに課題をした率直な感想を聞きました。すると、「意外と家の中にも危険がたくさんあって、びっくりした。」や、「いつ地震が来てもいいように整理しとかないといけないなと思った。」など、子どもたちなりに感じたことが多くあったようです。

 「なら、危険がありそうな物は全部なくしてしまえば安全だね!」と言うと、「それじゃあ生活ができなくなっちゃう!」と、単に物を減らせばいいというわけではないことに気づいていました。また、人が生きるためには、ある程度の物が必要なこと、物が増え、便利になれば、その分、危険も増えてしまうことにも気づいていました。

 その後、前回の危険を見つける3つの視点「落ちてくる」「倒れてくる」「割れてくる」を基に、危険を減らすためにできる工夫について考えました。ぶら下がっている電気は天井に何本もの紐で繋いでおくことや、棚に突っ張り棒を立てておくこと、レースはなるべく閉めておくことなどが、危険を減らすことに繋がるということを確認しました。

 今日の課題は、「今日学んだことをおうちの人に話をして、家の危険な場所を改善できそうか相談すること」です。私たちが生きていく上で、決して危険を「0」にすることはできません。しかし、通路や窓の近くに物を置かない、重い荷物は上に置かないなど部屋の中を整理整頓するという少しの工夫で「0に近づける」ことはできます。近々起こり得るであろう大地震に備え、もう一度、ご家庭でも家の安全面や、避難の仕方などについてお子さんと確認していただけたらと思います。まずは、自分の荷物の整理整頓からだ~!なんて人も、いるんじゃないかな!?

〈ぼうさいの授業風景〉

 

 

〈国語 発表原稿を推敲している様子〉

 

 

 

【連絡・お願い】

・明日の「読み・書き・算・音タイム」は、漢字ドリル37①~⑦です。

・国語「楽しかったよ、げんこうづくり」の再提出を明日9時までにするように伝えています。まだのお子さんがいましたら、お声かけください。

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