保護者専用

(注意喚起)言葉遣いについて

 本日、昼休みに子供たちを講堂に集めて、「言葉遣い」について、話をしました。学校生活に慣れてきた子供たちですが、最近、言葉遣いが悪くなってきています。

 例えば、守衛さんを「おっさん」とばかにしたように呼んだり、保護者の方に「じじい」「ばばぁ」「あんた」と呼びかけたり、上級生のお兄さんやお姉さんを名前を呼び捨てにしたり、また、友だち同士、呼び捨てで呼び合ったりしている姿が見られています。

 「言葉遣い」は、コミュニケーション力の基本となる部分です。ご家庭でも、しっかりと注意・指導をしてください。

 講堂では、自分の「言葉遣い」を振り返り、「悪かったな」と思う子は、自分の言葉で「こんなことを言ってしまった」と話をすることができました。きちんと話すことができた子には、一人ずつ丁寧に諭すように話をしました。言ってしまったことは、悪いことですが、こうやってちゃんと自分で自分のことを振り返ることができれば、大丈夫です。

 しかしながら、残念ながら、その場でちゃんと言うことができなかった子も、たくさんいました。言えなかった理由として「怒られると思ったから」「怖かったから」「忘れていたから」等の理由が出てきましたが、そのまま放っておくと、「あの子も言っていたのに、嘘ついてる」「ずるい」とまわりのお友だちには思われることにもなります。また、「嘘ついても、ばれなかった」という経験は、今後の子供たちの成長にはマイナスの経験にしかなりません。

 ちゃんと正直に言うことができなかった子に対しては、厳しく指導しています。

 「悪いことをするから怒られるのではなく、嘘をついたりごまかしたりするから怒られるんだ」ということを低学年のうちに、しっかりわかっておかなければ、いけません。高学年になるにつれて、大人の知らない場面や時間が増えてきますので、比較的目の届く低学年のうちに、この部分は、しっかり指導しておきたいと思います。

 ご家庭でも、「正直に話すことの大切さ」についても合わせて、ご指導ください。

(國光)

 

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