保護者専用

(重要なお願い)登下校のマナーについて

 通常登校時間に戻り、10日が経ちました。この10日間に、たくさんの方から本校児童・保護者のマナーについて、お叱りのお電話・メール・お手紙が届いています。

○天王寺駅の地下で、子どもたちが走り回っている。ランドセルをぶつけられたり、手に持っている荷物があたったりして、大変危険。もし、けがをしたら、責任を取ってくれるのか。

○天王寺駅のエスカレーターで、子どもがかけあがったり、かけおりたりしている。エスカレーターは、片側に立って乗るということを家庭で指導されているのか。また、学校では、保護者に指導しているのか。

○子どもたちが電車の車内で、走り回ったり、意味なく、違う車両に移動したりしている。車内では静かに過ごすことはできないのか。他の学校の子どもは、ちゃんと静かに過ごしているのに、なぜ、附属の子どもたちはできないのか。

○今は、特に車内でのおしゃべりを控えるべき時なのに、子どもたちが、大声で話している。静かにしてほしい。

 これらのお叱りの内容は、子どもたちのふるまい方に関するものです。もしかしたら、子ども自身は、ぶつかったことも、迷惑をかけていることも気づいていないかもしれません。また、本人からしたら「ちょっと」だけ、と思っているかもしれません。しかしながら、公共交通機関を利用するということは、普段よりも、一層気をつけなくてはならないということを、ご家庭でもご指導ください。

 また、保護者の方が一緒であれば、守ることができているルールやマナーも、友だちと一緒であれば、「つい」ふざけてしまっていることもあるかと思います。「うちの子は、絶対にこんなことはしない」と安心するのではなく、「うちの子も、してしまっているんじゃないかな」「楽しい気持ちになったら、やってしまいそうだな」という思いで、上記のような事例をお読みいただき、お子様にお声がけください。

 そして、何より、子どもたちの登下校のようすを時折見守ってみてください。また、保護者の方同士で、ご自身のお子様だけでなく、その友だちにも、声かけしたり、注意したりしてあげてください。みんなで、登下校のルールやマナーについて、意識し合うことが大切だと思います。

 また、以下のような保護者の方のマナーの悪さに関するご連絡も、子どもへのお叱りの連絡と同じくらい届いています。保護者のマナーに関しては、子どもの見本となるよう、これまでも何度もお願いしているところです。繰り返しになりますが、本校保護者として、恥ずかしくないよう、ひとりひとりが気をつけていただきますようお願いします。

○電車の中で、保護者も一緒であるにも関わらず、子どもたちが好き勝手に話したり、ふざけたりしている。見ると、保護者同士も話に夢中になっている。どうして、保護者はきちんと指導しないのか。

○車で送迎している方が、近隣マンションの駐車スペースに勝手に車を入れて、子どもを車から降ろしている。ちょうど、そこにお住まいのお子さんが登校する時間帯でもあり、大変危険なので、やめてほしい。

○朝や夕方、コーナン前あたり、三明町交番前あたりで、本校保護者の車が、長い時間止まっている。その付近の道路が混み合っていて、大変迷惑している。

○コーナンに本校保護者の車が、出入り口の付近に止まっており、一般のお客さんの迷惑になっている。コーナンの駐車場は、附属の駐車場ではないはずなのに、わがもの顔で利用されている。確かに、買い物をすれば、駐車場代は無料なのかもしれないが、少しは、他のお客の迷惑になっているということを自覚し、配慮したふるまいをしてほしい。

 本校に通学する上で、「安全に登下校をする」「他の方々に迷惑にならないように気をつけて登下校をする」ことは、最重要条件です。登下校のマナーの悪さによって、本校児童への印象が悪くなってしまうことは、反感を買うだけでなく、危険な目に合ってしまう可能性もあります。

 お叱りのお電話からは、お電話をかけてくださった相手の方も、かなりこれまで我慢をされていたこと、場合によっては何度かは注意をしてくださっていたことが、伝わります。その都度、相手の方へ謝罪をするとともに、児童への指導を行っていくこと、保護者への啓発を行っていくことをお伝えし、子どもたちをあたたかく見守っていただくようお願いしています。

 保護者の皆様には、このようなご連絡が、今なお、数多くあることをお知りいただき、それぞれのお子様に継続的にご指導いただき、子どもたちの安全を守っていくためにご協力をお願いします。

 

 

 

関連する記事