あなたならどうする?
3年生
道徳の授業では,「日曜日の公園で」という教材を通して,自分の考えと友達の考えが違ったときに大切にしたいことについて考えました。
この教材は,ゲームで遊びたい主人公「ぼく」と,公園で遊びたい「たくや」が登場し,意見が対立する話です。けんかになってしまったときに,何が足りなかったのか,自分が主人公ならどうするかを考えました。
以下は,子供たちから出た考えです。
《何が足りなかったのか》
「ゆずりあいの気持ち」
「お互いの気持ちや他の人の気持ちを考えていなかった。」
「どうするか話し合いをすればよかった。」
「自分の言いたいことを言っていただけだった。」
《あなたが「ぼく」ならどうする?》
「時間を決めて遊ぶことを提案してみる。」
「ゲーム機を持っていない友達に貸してあげる。」
「他の友達の意見を聞く。」
「相手に理由を聞いて確かめる。」
1時間の道徳の授業の中で,子供たちはこれまでの自分の経験を思い出しながら,たくさん考えていました。授業の初めに,「友達と意見が違ってけんかになったことや,なりそうになったことはありますか?」と尋ねると,「あるある!」とたくさんの子供たちが体験し,教材の内容は子供たちの日常でもよく起こりうるような身近な内容でありました。相手の意見や考えを理解しようとすることを心掛け,友達同士で考えが違ったときにはどうすれば良いのか,落ち着いて考えて行動できるようにこれからの生活を過ごしてほしいと思います。