保護者専用

たねをまこう

 理科の学習では,「たねをまこう」という単元を学習しています。マリーゴールド,ホウセンカ,ヒマワリの中から一つ自分で決めた植物を選び,栽培を始めています。子供たちはこれまでに,生活科でも朝顔や野菜を育てた経験があります。栽培する植物に親しみをもち,よりよい成長を願って働きかけたり,変化や成長の様子に気づいたりしました。3年生の理科では,成長の過程や根や葉や茎などの体のつくりに着目し,比較しながら共通するところや違うところを見付け,そこから植物が育つきまりについて考えていくようにします。

 観察を始めた子供たちは,「ぼくのヒマワリ,もう20㎝くらいになったよ!」「植物って力強いなぁ」と発芽を喜んでいました。「種が運動場のチップに似ていた!」や「まず根から出てくる。」と気付いたことをいろいろな言葉で表現していました。子供たちが発表する中で,嬉しかったことがあります。それは,友達の発言を聞いて「確かに!」と納得したり「でもそれは・・・」と自分の考えと比べたりすることがわかる一言があったことです。頭の中で,自分の考えと比較しながら考えているのだなと思いました。

 植物がこれからどう成長していくのかが楽しみですが,その過程のなかで,子供たちが植物を大切にする心を育むとともに3つの植物の育ち方をたくさん発見していくことも楽しみです。

 

 

 

 

関連する記事