ONE FOR ALL ALL FOR ONE
4年生
体育科の学習では、「カバディ鬼ごっこ」を行っています。
「カバディ鬼ごっこ」とは、相手のチームよりどれだけ
多くのしっぽをとるのかを競うカバディ鬼ごっこ運動です。
攻守が分離しているために、攻撃と守備の時に応じて、
それぞれ動きの課題が違います。攻撃の時は相手のしっぽを取る。
守備の時はしっぽを取られないような動きをする。この2つが動きの課題です。
数をこなす内に、それら二つの動きができるようになりました。
すると、次には、「一人では成功しなくても、チームのみんなと協力して、
いかに相手より多くのしっぽを取るのか」という作戦においての課題がうまれてきます。
勝つためにも必然的にチーム内での会話が生まれます。
「コートの前に3人が立つから、後ろに残りの3人が待っといて」
「おとりになるから、その間にしっぽをとって」など、
それぞれの適正に応じた作戦がでてきました。
チームで行う運動において、一人ひとりが輝くために、
チームに合った作戦を考えることが大事です。
自分本位ではなく、チームのためにどう動くのか。
その姿が少しずつではありますが、見られてきました。