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大阪教育大学附属天王寺小学校がある市は?

 社会科の学習では様々な地域について調べる学習を行います。本時では、大阪府の中にあり大教大附属天王寺小学校もある大阪市について調べました。

 初めは、大阪府の地図に、「市」「町」「村」ごとに色分けを行いました。子どもたちからは「僕が住んでいる藤井寺市がある。」や「大阪府には村が一つしかないんだね。」など大阪府の市町村ごとの大まかな位置関係をつかむことができました。

 そして、学校がある大阪市について詳しく学習する活動へ入っていきました。大阪市についての2つの地図を使いました。1つ目の地図は大阪市の24区が書かれている地図でした。その地図を見た子どもたちは「大阪市は24個に分かれているんだ。」や「僕のおじいちゃんの家がある区だ。」など初めて見る地図に興味津々でした。その後、大教大附属天王寺小学校は阿倍野区にあるという説明を聞き、「阿倍野区は天王寺区の隣にあるんだね。」や「阿倍野区は大阪市の南のほうにあるんだね。」という声も聞こえてきました。2つ目の地図は大阪市の土地の高低が色分けされた地図です。この地図を見ると「阿倍野区は大阪市の高い場所にあるんだね。」や「深緑のところは津波が来たらやばそう。」などの土地の高低に着目した意見を聞くことができました。

 この活動を通して、子どもたちは大阪市のことについてとても興味を持ったように感じます。毎日当たり前に通っている大阪市ですが、いつもとは違った見方をすれば大阪市の違った姿を見ることができます。今回の地図を見比べたように、子どもたちには一つの物事をいろいろな角度から見て考える力を身に着けていってほしいものですね。

     

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