保護者専用

(重要)緊急事態宣言中の学習活動プランの変更について

 本校では、4月26日(月)より、時差登校を実施するとともに、各ご家庭の状況に合わせて「対面授業」「オンライン授業」を選択する形をとって、学習活動を継続しています。

 合わせて「オンライン授業」を選択した方に対しては、給食費返金の対応を取らせていただいています。

 また、プランを決定した後「家族の中に濃厚接触者の疑いがある場合」や、「本人もしくは家族に体調不良者がいる場合」や、「オンラインを希望していたが、家庭のネット環境に不具合が生じてしまった」等、やむを得ない場合は、子どもたちの学習の権利を守るために、プラン変更も認めます、とお伝えしました。ただし、急な変更の場合は、給食の準備が難しいこともお伝えしています。(給食の発注は、1週間前までに行う必要があるからです。)

 プラン変更に関する業務は、児童本人や、そのご家族が「濃厚接触者」「体調不良」である場合に、「欠席して下さい」とお願いする代わりに、学校として、必要な業務だと考えています。また、「本当なら学校に行かせたいのだけれど、どうしても、登下校に不安がある(もしくは、教室での学習活動に不安がある)」「保護者の方のお仕事の都合で、子どもを学校に行かせることが難しい」等の理由をお持ちの方への配慮だと考えています。

 つまり、

①「新型コロナ感染症に関わる対応」を各ご家庭のご事情に配慮し、細やかに行うこと

②子どもたちの体調管理・安心・安全を確保すること

を目的として、ご提案させていただいた対応です。

 現在、2週間が経過しましたが、毎日のようにプラン変更の連絡が来ています。もちろん、プラン変更の理由が、上記のような内容であれば、仕方がないと思います。しかしながら、「メールすれば、簡単にプランを変更できるんだったら、授業の科目によって変更しよう」「友だちに少し会いたいから、この日だけプランを変更しよう」「この日は、家族が出かける用事があるから、1日だけ学校に行かせるよう」等、本来の目的である「子どもたちの体調管理・安心・安全の確保」とは、はずれていってしまっているように感じることが増えてきました。

 プランの変更の要望があるたびに、学校では、全児童が選択したプランを一覧表にし、午後から下校する児童や、午後から登校してくる児童の名簿を別途作成し、校門前で、登下校の安全確認を行っています。また、給食の食材の発注数を変更する業務も、毎日行わなくてはならない事態になっています。また、急な変更によって、各担任が児童の出席確認がすぐに取れない状況になってしまうこともあります。

 保護者の皆様には、今一度、本来の目的と趣旨をご理解いただき、プランの決定・変更に関しては、賢明なご判断をお願いいたします。

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