授業のようす5(1の3)
1年生
「先生!マスキングテープ持ってきたよ!」
「わからなかったところ、調べてきた~!!」
と、いきなりテンション高く、授業がスタートし、早速「すごろく」作りの続きを始めました。選んだテーマも、作り方も、まったく違う個性豊かな「すごろく」が、出来上がっています。
また、今日は、ノートに10マスの長方形に、今どれくらい出来上がっているかを表す「できあがりメーター」を書かせました。
「自分が作っているすごろくのマスが40なのに、マスが10こしかないのは、どうやって表すの?」
という疑問に、
「ここまで(10マスまで)で完成としたら・・・・今、どれくらい?って考えてみて。」
と答えると、
「あ!じゃあ、半分ってことか!」「半分の半分だ!」「半分より、ちょっとってことだ!!」
と、一斉に答えが返ってきました。私たち大人は、100%という割合の概念で当たり前のように表します。この「全体を10としたら・・・」という見方は、割合の素地となります。
そんな見方が、話し言葉の中で、自然と出てくる子どもたち。
ちゃんと学びのある遊び・・・それが、低学年でめざすべき学びだと思っています。