保護者専用

入学式の裏では

 145期生保護者様

 予定より2か月遅れての入学式。本当に待ちに待った1日となりました。3月以降、学校が休業になり、私たちも「入学式をどのように開催するか」を何度も検討し、椅子の並べ方を何度もやり直したり、式の内容を変更したり、直前まで、変更に変更を重ねてきました。

 そのために、今日の式後の予定も時間が、ずれてしまって、皆様にもご迷惑をおかけしたことと思います。貴重なお時間、お時間を要したこと、お詫びいたします。

 ただ、「在校生が入学式をお祝いする会」の開催が難しい状況で「だったら、校内オリエンテーション形式でしてみよう」という新しいアイデアを出したり、全体での写真撮影ができない代わりに「だったら、運動場で写真と撮ることができるようにしてみよう」というように準備したり、限られた時間と状況の中で、少しでも楽しい入学式になるように考えてきました。

 ただ、皆様に校内を自由に探検していただくためには、安全面を確保すること、また終わった後、教職員で校内の消毒作業をする必要もありました。そのことを少しご想像いただくことで、「これまでのような入学式がよかったのにな」という残念な気持ちや、「おじいちゃんやおばあちゃんにも見てほしかったな」という寂しい気持ちも、別の気持ちへと変容させることができるのではないかと思います。

 今日のこの制限された入学式の中でも、楽しさや喜びを見いだせる子になることを願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 みんなが帰った後、みんなの使う場所を清掃・消毒したり、みんなの使う物を片付けたりしてくれた先生方が、たくさんいます。終わった後、先生たちが、「何をしてるんだろう?」というように、見えないこと・もの、を想像できる子は、お友だちも「心」もちゃんと見ようとする子になると思います。

 保護者の皆様と協力しながら、そんな子に育てていきたいと思っています。1年間どうぞよろしくお願いします。

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