保護者専用

登校練習期間(1週目を終えて)

 登校練習期間1週目が終わりました。入学前に何度も練習し、安全に登校することができるよう、ご準備いただきたいと思っています。また、学校に慣れておくことは、「1人で登校できそうだ!」という自信にもつながります。可能な限り、登校練習を行ってください。

 さて、1週間登校練習のようすを見ながら、気になったことをお伝えさせていただきます。

○保護者の方が、目を離されている間に、運動場の隅で排泄をしようとしていたり、石や枝を投げようとしていたりするお子様がいらっしゃいました。(弟妹さんかもしれません)トイレは、1階トイレをご利用下さい。また、お子様から目を離さず、時間を過ごして下さいますよう、お願いします。

○人工芝の上で、お茶を飲んだり、お菓子を食べたりしないで下さい。「砂糖が入っている物」をこぼしてしまうと、人工芝を傷めてしまいます。(人工芝は、昨年度、本校教育後援会の方からの多額のご寄付で実現したものですので、大切に使っていきたいと思っています。)

○大変残念なことですが、自分からご挨拶できない子がいます。1人で通学している時、駅員さんや駐輪場でお仕事されている方や、お店の人等にご挨拶することは、コミュニケーションの基本です。また、相手の方にも「気持ちのよい子」だと認識いただくことは、お子さんの登校のあたたかく見守っていただくことにもつながります。(2018年の大阪府北部地震の時にも、本校児童は、通学途中、たくさんの方に助けていただきました)ご自宅を出てから「5人以上の方に、おはようございますって言おうね」「今日は、何人の人にご挨拶できたか教えてね」等、お子様にお声がけいただきながら、きちんと挨拶ができるように、ご指導下さい。

○1年生の登校は、おそらく、保護者の方が想像されている以上に大変です。また、1年生にとって、1人で電車やバスに乗って、通学することは、ある意味冒険でもあります。そのため、つい、楽しくなってしまって、保護者の方と一緒の時には、しないようなことをしてしまうこともあります。「え?そんなこと、するの?」と驚くようなことをしてしまうのも、成長の1つですが、安全面には十分配慮しながら指導をしていく必要があります。その点もふまえながら「どんな予想外のことをしてしまう(起きてしまう)可能性があるのか?」という視点で、再度登校練習を行って下さい。以下、1年生でよくある事例を記載します。

<保護者の方に心配をかけてしまう事例>

帰りの電車で疲れて座っていたら、そのまま寝てしまって、気づいたら「和歌山」「奈良」「神戸」または、「天王寺」(千里中央や、中百舌鳥まで行った御堂筋線が、折り返して天王寺に戻った場合)等となり、帰宅時刻が大幅に遅くなってしまった。

車内で、定期券を落としてしまい、改札から出られなくなってしまった。

通学途中で、気分が悪くなったり、お腹が痛くなったりしてしまった。

仲良くなった友だちの家に一緒に帰ってしまった。

<学校のきまりを守っていない事例>

別の車両に友だちが乗っていることに気づき、車両を移動しようとして、連結部分で転び怪我をしてしまった。また、車両内を走ったり、かばんを振り回したりして、他の乗客の方にご迷惑をかけてしまった。

ホームや階段を走り、他の乗客の方にご迷惑をかけたり、怪我をしてしまった。

車内やホームで、水筒のお茶を飲もうとして、お茶をこぼしてしまった。

定期券にチャージされているお金を使って、自動販売機やコンビニエンスストアで、ジュースやお菓子を買ってしまった。

 本校では、原則として「しゃべらない・(違う車両に)移動しない・座らない」を指導しています。(ただし、状況によっては、座っておく方が、安全かつ迷惑をかけない場合もあるかと思います。)この点もふまえながら、公共交通機関の利用の仕方については、しっかりと指導を行っていただきますよう、お願いいたします。

 

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