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01/May.理科を通して育てたい力

 5年生になって、第1理科室デビューをした子供たち。第2理科室より広くなった教室に、大喜びしながらも、これまで以上に多くの器具を使うことにワクワクと、少しばかりの緊張する姿も見られました。

 さて、理科の学習の進め方について、少しご説明しておきたいと思います。(子どもたちには1回目の授業で説明済みです。)

 5年生の単元では「植物」「天気」「生き物」等を取り扱います。これらはすべて、植物・生き物の成長や天気に活動が左右される内容になります。できるだけ、実験や観察を実際に行いながら学習を進めていきたいと考えているため、その時々の状況に応じて、学習内容を考えていきます。そのため、複数単元を行き来しながら学習を進めることになります。

 また、例えば、6月頃に「メダカのたんじょう」の学習で取り扱う顕微鏡についても、4月の植物の学習時にも使うことで、顕微鏡の使い方をしっかりと習得することができるように、と思っています。今後も、そのような意図で、単元を横断した内容を考えたり、また、他教科での学びを活用させたりしながら、学習を進めていきます。

 合わせて、3年生の時と同様、ノート指導も行い、「書くこと」で自分の考えを整理したり、新たな問いを生み出したりする力もつけていきたいと思います。今回は、4つのの視点(1つ目は「丁寧に書く」2つ目は「観察する(絵)」3つ目は「観察する(言葉)」4つ目は「工夫してまとめる」)で、評価を行っています。

 あくまでも、その子自身が「どの視点を今後伸ばしていけばいいのか」という視点で評価していますので、〇の数を競うものではありません。4月の段階で、個々の課題を自覚させることで、今後、どこをがんばればいいのかを認識することができれば、と考えています。評価は、個々の力を伸ばすためのものです。くれぐれも、今回のノートで、お子様を叱ったりするのではなく、「これをがんばったらいいんだね。」という励ましの言葉をかけてあげてください。 

 1年間どうぞよろしくお願いいたします。

 理科担当:國光妙子

 理科の授業のようすを、写真で伝えます。(活動中に撮影しているため、クラスにばらつきがあるかもしれませんが、ご理解・ご了承ください。)

 

 

 

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