保護者専用

根拠をもって話し合おう

 今、国語の授業では、「初雪のふる日」を学習しています。

この作品は、ファンタジー作品のため、一人ひとりが色々な感じ方をすることができます。

ある人は、「怖いな。」と思ったり、また違う人は、「ワクワクするな。」と思ったりしていました。

今日の学習では、子どもたちの中で一番疑問に感じていた「なぜ、白ウサギは女の子を石けりの輪から出さずに連れ去ろうとしたのだろう。」について、考えていきました。子どもたちは、初めは「どうしてだろう。」「分からないな。」などと悩んでいる様子でしたが、教科書やノートを読み返し、自分の考えを書いていました。

子どもたちが書いている内容を見てみると、それぞれの考えに合わせて、「教科書の◯ページに〜〜〜と書いているから、白ウサギは〜〜〜したんだと思う。」などと、教科書に書かれている事実をもとに考えを書くことができていました。

これまでの学習で身につけてきた根拠をもって説明するという力がついてきたことが感じられ、とても嬉しく感じました。また、グループや全体での話し合いでは、「〇〇さんの意見に付け足しで〜。」や「いや、ぼくは少し違って〜。」などと友達の意見をよく聞いて、発言する姿も多く見られました。途中、盛り上がりすぎて手を挙げずに発表してしまうほど、話し合いが活発に行われていました。

最近は、初心に帰るということでノートの書き方にも気をつけています。丁寧に書くことを初め、国語の授業ではどのようにまとめると学びが繋がっていくか考えながら行っています。今後の子どもたちのノートがどのようにレベルアップしていくかとても楽しみです。

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