保護者専用

防災給食デー

 最近,5年生の教室では,朝からWBCの話題で持ち切りの時があります。登校後,教室に入って来る時も,最近は「おはようございます。」ではなく,「先生ー,日本強すぎ!」「大谷かっこいいわー。」「いや,ダルビッシュやろ。」のような会話になっています。侍ジャパンの活躍の話で盛り上がっている子どもたちは,なんだかとても誇らしげな表情で本当に嬉しそうです。

 あの東日本大震災から12年となる3月11日,1次ラウンドの第3戦となるチェコ戦に先発したのは佐々木朗希投手でした。震災当時、岩手・陸前高田市の小学3年生だった佐々木投手の自宅は津波で全壊。お父さんや同居していたおじいさん・おばあさんを震災で亡くされ,長い避難所生活の末に大船渡市へ引っ越し,多くのグラウンドが仮設住宅で使えなくなっても河川敷などで練習を続けたそうです。佐々木投手は昨年,テレビのインタビューの中で「(被災から)11年たっても、つらさや悲しみは消えない。」と話されていました。震災で大切な人を亡くされた方々にとっては,未だに3月11日が来るたび,あの日のつらく悲しい出来事に向き合っていらっしゃいます。3月11日,佐々木投手が日の丸を背負って世界と戦っている姿を見て,多くの人が感動したり,テレビの前で心からの声援を送ったりしたことでしょう。今年は3月11日が土曜日だったので,今日3月13日の給食の時間に,震災で亡くなられた方々に全校で黙禱を捧げました。そして,今日の給食のメニューはこのような非常食を取り入れたメニューでしたよ。この機会に、お家でも避難の仕方や備えについて一緒に考えてみてください。

 カレーもビスケットもゼリーもとってもおいしくて,子どもたちにとっては嬉しい非常食ランチとなったようです。みんな満足な顔でおいしそうに食べていましたよ!

【連絡】

1次心電図票(心臓病調査票)の提出がまだの方は,木曜日までに忘れず提出するようにして下さい。

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