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夜空を見上げてみよう〜STEAMDAY〜

 初めての電車でのお出かけでした。本校は交通の便が良いため、コロナ前は度々校外学習に出向いていましたが、145期生にとっては初体験のイベントでした。電車内のマナーやルールがまだまだ不十分な点もあり、反省も残りましたが、無事全員で帰って来ることができました。

 

 今日のSTEAMDAYは、大阪市立科学館に行って、プラネタリウムを観て、館内を見学しました。ちょっとその前に寄り道です。科学館から歩いて5分ほどのところに、本校が創立当初にあった場所に行ってきました。そこには「蛸の松」という松と石碑が今も残り、本校の歴史の長さを感じさせてくれる場所でした。今から146年前の明治10年にこの地からスタートした本校。いまはすっかりビル群の中でした。せっかくなので全員で記念にパシャリ いい記念になりました。

 

 プラネタリウムでは、はじめに空の見方からわかりやすい話し方や口調で丁寧に説明をしてくださいました。

 太陽の動きの説明では、今日の太陽の通る道を見ました。南の空を通る時には約43度くらいでしたが、夏至の日の太陽の通り道は、65度をこえて、冬の時と太陽の通る道が違うことを確認しました。子どもたちからは、

「高いところを通るねんな。」

など口々に聞こえてきました。

 次に今晩の空を見ました。空には、火星なども惑星が明るく輝いてみました。そして、冬の星座を一つひとつ見ていきました。

 オリオン座では、赤い星がベテルギウス、対称的な位置にある青い星、リゲル、その間に3つの星があります。星座の絵を重ねてみると、狩人の腰の辺りなります。腕のところにも星があり、星を見ていると星座の絵を思い描くことができました。

 冬の大三角、ベテルギウス、シリウス、プロキオンも教えてくださりました。

 子どもたちは、

「その動物に見えてきた。」

「なんで2つの星でこいぬなんだろう。」

など、星の世界に引き込まれていきました。1時間弱の時間があっという間でした。

 大阪の町は明るいですが、晴れたときに夜空を見上げてほしいと思います。

   

 

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