研究活動

2020年9月9日(水) 算数6年「拡大図と縮図」

 本時は,教科横断的な視点として,社会科と関連させ,「自分たちの通う学校の周辺の様子」という視点を入れて授業を計画しました。

 拡大図と縮図の学習をとして,縮尺を用いて地図から実際の長さを求めることはできるようになりました。そのことを活用し,周辺の建物の3次元的な大きさや位置の関係をとらえていくことがねらいです。

 まずは3種類の縮尺の地図を配布し,各地図の縮尺を求めました。子供たちははじめ戸惑っていましたが,実際の長さがわかるものとしてプールを見つけ,「25mだ!」と縮尺を求めることができました。

 次に,学校の周辺で有名な建物,あべのハルカスの位置を問いかけました。学校の大きさと鉄道の位置関係から,おおよその見当をつけてましたが,ほとんどの児童が、実際より近い距離を想像していました。

 そして,画用紙に学校の地図をはり,そこからハルカスの場所を決めていきました。三角形を使ったり,角度を測ったり・・・できるだけ正確な位置を決めるために,学んだことを活用する姿が見られました。

 ハルカスが300mであることから,1:1000の地図を選んだ子からは,「30cmもある!」と驚きの声も聞かれました。また,学校とあべのハルカスの位置についても「結構遠いな」「向きは?」といった位置関係を捉え直す声もきかれました。

   

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