2025.03.19. 序
2年生
低学年が終わりました。
次、会う頃には中学年。トリオリーダーです。
この6年間を1つの物語(まとまり)として捉えると、この2年間は「序・破・急」の「序」にあたります。
「序」は導入部、物事の始まりを意味する部分です。附天小で中学年として低学年をどのように引っ張るか、高学年としてどのような附天小をつくっていくか。この2年間、よく見てきたと思います。
この2年間を足場として、4月からは「附天小の」上級生としての立ち振る舞いが求められます。なぜなら、「序破急」の「破」は”破る”ではなく、展開部(”中心”となる部分のこと)を表しているからです。つまり、トリオリーダーとなる来年度は、子供たちにとって附天小生活の「中心」となる大切な時期、ということです。
◇ 148期生へ ◇
あなたたちは、1人1人が、とてつもない力と可能性(かのうせい)をもっています。2年間、そばで見てきた人が言っているのですから、まちがいありません。しっぱいできるのは、あなたがチャレンジできる人だからです。チャレンジしては しっぱいし、またチャレンジしては しっぱいし、でもまたチャレンジする。その中で考えて 考えて 考えて、キラリと光る すがたや アイデアが 出てくる。そんな「148する」ところを 先生たちは 心から「すごいなぁ」と思い、これからも続けてほしいと思っています。
トリオリーダーになっても、1・2年生が「お兄ちゃん・お姉ちゃんみたいになりたい!」と、あこがれてもらえるような148期生であり続けてくださいね。
◇ 保護者の皆様へ ◇
148期生のすごいところは、「泥にまみれながら粘り腰でチャレンジし続けることをたのしむところ」だけではありません。
「148には情がある。」
これは、ある先生の言葉です。子供たちは、ほめられたくて人に優しくしているわけではありません。148は”情の学年”です。人が困っている時に、しんどそうな時に、手を差し伸べられる人が大勢います。その手は、そっと差し伸べられるものもあれば、ぐいっと伸ばされるものもあり、その個性も148の面白さの1つです。
まわりをよく見ている人もたくさんいます。時には、自分のことも放ったらかしにして相手を気遣い、後で指導をくらうこともあるほど、情に溢れているところもステキです。
また、地域の方との交流では、相手に楽しんでもらおうと、その場で物怖じすることなく、即興でアイデアや展開をどんどん生み出していくところも148ならではのよさです。
148期生が自分たちの個性を伸ばすことができてきたのは、紛れもなく保護者の皆様のお力添えあってのことです。特に、日頃のPTA活動や清掃活動から学校教育に関わってくださっている保護者の皆様、子供たちや私たちの様子を見てサポートしてくださった保護者の皆様、町探検・スポーツデー・学芸会などの行事に向けた準備に携わってくださった保護者の皆様。みなさんのおかげさまで今年も105名と走りきることができました。3年生になっても、同じ”148の応援団”として、保護者の皆様と学校でお目にかかれることが、4月からも楽しみです。今後ともよろしくお願いします。
言葉では言い尽くせませんが、せめてこれだけは言わせてください。
本当にありがとうございました。
148期生の個性をこれからもまっすぐに伸ばし、高学年で大きな花を開かせることができるように、私たちは148の”土”として役目を果たそうと努めてきました。それはこれからも同じです。
野に咲く花が自分のためでなく、周りのために咲くように、148の個性も、自分をよくみせるためのものではなく、自分の周りを助け、幸せにするために役立てるものであってほしいと願います。
(1)いっ(4)しょに(8)ハッピー、148!
148と、148に関わる人みんなに幸あれ!
以上、ずっと148の応援団(杉田 聖輝・吉岡 克樹・金子 瑛)より。