2024.07.05.臨海学舎28
6年生
「臨海には、どんな価値があるのか。」
144期が6年生になり、改めてじっくりと考えてきたことです。
日に日に強くなる臨海に対する思い。その中には「楽しみ」「不安」「迷い」などいろんな感情が入り交じっていたと思います。約1ヶ月、全力で臨海学舎の価値を見つけようと、一緒懸命にプールで練習する姿はもちろん、自分自身に問いかける姿、友達を励ましたり、気付いたことがあれば伝えたりする姿に144期の“本気”を感じました。
臨海学舎前日には、144期を代表して班長が決意を叫びました。(一部抜粋)
1班
プレッシャーを感じたときに、自分の本領を発揮できると思いました。
2班
明日からの4日間、たくさんの人の思いを背負い、全力で挑みたいと思います。
3班
水泳学習で学んだこと成長したことを1000mテストにつなげる!
4班
附天小の臨海という伝統をこれからも受け継いでいくために、今までの6年生に負けないように、そして勝てるように!
5班
臨海学舎を行えるのは、保護者の方々、先生方のおかけです。その期待に応える!
6班
144期は附天小の臨海の歴史に144期の足跡を残せるように、いつもよりも立派になって帰ってきます。
7班
班長になりたかった人の気持ちを全部乗せて頑張っていこうと思います。仲間とならいけると思うので、お願いします!
8班
いろんなことをみんなで乗り越えてきた私たちなら臨海学舎の1000mという大きな壁を乗り越えることができると思います!
9班
隊列など発表されたときの不安な気持ちを変えてくれたのは友達や先生方、保護者の方々のおかげでした。それが自信の心に変わり、今こうして、みんなと支え合うことができています!
144期104人が多くのことを“感じ”、そして“気付き”、自分たちの思いを強くして、本番を迎えることができました。
迎えた1000mテスト!!
「先生、この班やっぱり最高やったー」
「こんな気持ちには、めったにならん」
「バディで泳いでくれて、ありがとう」
「気持ちが一つになれて嬉しい」
周りにいる人皆が応援したくなる、応援してしまう隊列での泳ぎを見せた144期。臨海に向けての取り組みの中で、自分にしかできない役割を一人ひとりが見つけ、友達のために自分のためにとにかく全力だったからです。
子どもたちの中には、
◯自分が班長になりたいと強く思い、そんな何とも言えない悔しさを感じながらも自分ができることに挑戦した子
◯一人ひとりが大きな声を出しているだけで必要な、そして意味のある声を掛け合うことができているのかと自分たちの課題を冷静に見つめ、隊列のメンバーに勇気を出して伝える子
◯1000mテストの申し出において、自分たちの課題を素直に受け止め、これまで以上に自分の意見を友達にぶつけることができた子
◯練習のときからずっと自分のことだけでなく、友達の頑張りに気付き、友達の1000mテスト完泳を自分のことのように喜ぶ子
“ただ1000mを完泳した”のではありません。子どもたちそれぞれが、自分の思いを実現させるために自分自身に負けることなく勝つことができました。
これまでの行事でも、144期の勢いを感じさせられることが多くありましたが、これまで以上にたくさんの人の心を動かす行事を作り上げました。
「一生懸命さの中にのみ臨海の価値は生まれる」
144期の皆さん、この経験を自信に新たな節目に向かって突き進んで行きましょう。一つひとつの節目に、全力で挑めば、大きな成長につながります!これは144期が体現してくれました!
昨日の夜の集いも最高でした!
臨海学舎最終日は泳ぐことはできませんでしたが、すぐに気持ちを切り替え「臨海の価値」を見つめる機会に変えてしまう144期の強さ!
週末は、ゆっくり休んでくださいね。
月曜日、元気に登校を!
保護者の皆様
お忙しい中、そして暑い中、いつも応援、サポートのために学校に足を運んでいただき本当にありがとうございました。また、お家でお子さんに掛けられていた言葉が子どもたちの励みになったことは間違いありません。
班長の決意の中に感謝の言葉としてありましが、毎日の水着の洗濯も大変だったと思います。本当にありがとうございました。
本日、臨海学舎の振り返りを連絡帳に書いています。頑張り抜いた子どもたちにメッセージをお願いいたします。
144期は、次の節目に向かってノンストップで頑張っていきます。
保護者の皆様、やっぱり144期は最高です!!
6年担任 大久保 亨
橋長 雄大
麓 健志郎