保護者専用

朝の支度

 今朝、3クラスのようすを見に行ってみると・・・8時44分の段階で、ランドセルを片付けられていない子が、どのクラスも半数以上いました。8時45分には、全員ランドセルを片付けて、連絡帳を前に出すのが「お約束」なのに、です。

 遅いのには、理由が2つあります。

1つは、支度に時間がかかるから。

もう1つは、支度をせずに、友だちとおしゃべりしたり、本を読んだり、片付ける前に他のことをしているから。

 どちらの理由なのかは、子供によって違うと思いますが、いずれにせよ、「朝の支度を一人でちゃんと時間内にすませること」は、11月のこの時期ですから、全員できなくてはいけません。

 学校生活に「慣れること」は、「手を抜くこと」では、ありません。

 また、時間がかかるようなら、学校だけでなく自宅でも、時間内にいろいろな支度ができるように、トレーニングしなくてはいけません。「1年生だから、できなくても仕方ない」ではなく、「1年生のうちに、できるようにする」という思いで、毎日の家での準備も見守ってあげてください。

 高学年になって、宿泊行事などでグループ編成をするときに、子供たちが一番嫌がるのは「自分勝手にわがままを言う子」と「やるべきことが遅かったり、後回しにしたりする子」です。このような子がいると、せっかくの自由行動の時間に、楽しい時間が失われてしまうことを、子供たちはわかっているからです。でも、高学年になって、急にてきぱきできるようには、なりません。今のうちに、しっかりと身につけさせてください。

 お時間あるときに、朝の支度の様子を陰で見守られると、お子様のようすもわかるかと思います。

(國光)

 

 

 

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