保護者専用

国語辞典を使ってみたよ。

 3年生になり、国語科の学習で、国語辞典を使い始めました。子どもたちのために素早く辞書をご準備いただきありがとうございます。子どもたちの中には国語辞典を使ったことがない子もおり、「ものすごくことばがのっている。」や「すごく分厚い。」など国語辞典に対してとても興味を持っていました。国語辞典は今後、意味調べ等でたくさん使っていく道具です。そこで、国語辞典の使い方について学習しました。

 まず、国語辞典を使うためにはどうすればよいのかを学習しました。辞書を引くためには、まず五十音の順番で探さないといけなくて、その中にも「濁音や半濁音」や「ゴールなどの伸ばす音の調べ方」、「カタカナ等の順番」などのルールを確認しました。そういったルールを意識しながら、実際に「深い」という言葉を国語辞典を使って調べてみました。すると、いつも自分たちが使っている「入り口から奥までの距離が長い。」という意味はすぐに想像できていましたが、「色合いが濃い。」などほかの意味を知ると「こんな意味もあるんだ。」や「全然知らなかった。」などの声を聞くことができ、ますます国語辞典の魅力に取りつかれていきました。

 その後、実際の文章の中にあるこの言葉はどの意味でつかわれているのかを調べてみました。「コップの内がわのよごれをとる。」というように下線部の意味を考える問題だったのですが、辞書で調べてみると「とる」という言葉がたくさんあって大苦戦。なかなかこの文章にあっている意味を見つけることができませんでした。

 4年生、5年生、6年生へと国語辞典は使い続けていくものだと思います。まだまだ、調べることに苦戦していた子どもたちですが、卒業までには自分の手足のように使えるようになっていってほしいですね。

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