10.21「重力への同意」
3年生
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【お知らせとお願い】 1.音楽ロイロ課題について 音楽科の新しい課題を出しています。詳細は、ロイロノートでご確認下さい。提出期限は、11月2日(日)17時までです。 期限を守り、課題に取り組んで下さい。 |
前に回る。
何のために?
それは、回りたいからだ。
日常生活を送っていると前に回ることなんてない。
家事をする時も、お風呂に入る時も、食事する時も、電車に乗る時も、
回っている人を見たことがない。
「前に回ること」になんて意味はないのだろう。
でも、目の前にマットが置かれると子供達はとても楽しそうに前転を繰り出す。
回ることを理由もなく楽しむ姿を体育の学習の中で表現している。
ここにこそ、大人の世界との違いがあるように思う。
大人になるとつい「意味」を求めて過ぎてしまう面がある。
だが、意味のない行為にこそ、生の喜びの根があるようにも思う。
『意味のないこと』をご覧になりたい方は、こちら。
※お子さんがマネをする場合がありますので、お見せする場合はご注意ください。
中学2年生のころの私たちは、誰が一番速くできるかを競っていた。
意味はなかったが、とても楽しかった。
さて、前転の話に戻そう。
「前転」を捉え直すと、
「重力への同意」として見れないだろうか。
「ジャンプ」は重力に逆らう行為だが、「前転」は重力に身を委ねる行為だ。
自分の身体を自然の力に任せ、その中で形を整える。
これは「抵抗」ではなく「受容」の精神。
成長著しい3年生のこの時期にこそ多くのことを受け入れ、
たくさんのことを学んでほしいと願いを込めて、
体育のマット運動の学習を進めていきたい。
【今日の学習の様子】
実習の先生の初授業も始まっています。体育や外国語活動の授業を行いました。
普段の先生とは違う授業、どうだったかな。
∞新連載 附天小の昔と今∞
昨日より,附天小の歴史を連載させていただいております。
本日も、「小さな変化」を感じてください。
毎年、発行されている「教育ノート」ですが、、、、
デザインが少しずつ変わっているのです。その時代に合わせたキャッチーな表紙にできあがっていますね。
~昔~

~今~

~昔と今~

