保護者専用

10.11. 147 Sports Day 2025!

〈連絡〉

 ① 来週の時間割は、こちらです。

 ② 週明け火曜日に、本日使ったビーズロープと黄色ターバンを持たせてください。

  スポーツデーを終えた記念写真を撮ろうと考えております。

 ③ 来週、保健の授業で保健の教科書を使います。

   家にある方は火曜日に持たせてください。

147の『4年生のスポーツデイ』を無事に終えることができました。

天候にも恵まれ、空からも応援をいただいているようでした。

 

147を一言で表すと『すてき!!』

そのみなさんが高学年に仲間入りして、4月をスタートしました。

日々の学習・生活の充実を基本に、林間学舎、委員会等の学校の仕事、職業体験、防災学習、教育実習…と、たくさんの出会いと経験を積み重ねてきました。

きっと、今回の挑戦は今まで通りではうまくいかないこともあったと思います。

 

今日に向けて、頑張ったこと、取り組んできたことを振り返ります。

 

70m走に向けて、理科×体育で「自分の最高のスタートをみつける」学習をしました。

かけっこ学習で走り方も学びました。

台風の目では、4人の協力と、遠心力のコントロールと、チームという群の動きを学びました。対応力や場に応じた行動が瞬時に求められ、4年生らしい競技の中で楽しむだけでないものを感じている子が何人も見られました。

団体演技は、「きずなわ」という『関わりのあるなわとび』にチャレンジしました。

なわとびをすると決まった時、引っかかる可能性のあることに演技としてチャレンジすることにドキッとしました。ひっかかる=失敗を見せることもあるということに…。

少なくとも子どもたちより先に心がおれない様にしようと心にちかいました。

1曲目は、初めてのなわ操作にわくわくしながら、「できそう」「できるようになりたい」という明らかなやる気の表情を浮かべていたように思います。どうだったでしょうか。

しかも、家や休み時間に、『1人ではできないなわ操作とタイミング』をつかみ、失敗はあるけれど、『成功率』を上げようと練習する姿をみました。自分の時間を練習に使おうとする姿は、ただの楽しみだけではない何かをつかもうとしている高学年の姿を見ました。「2in1 4.4.2.2.1.1.止め」という、できそうでできないことに、

❶何度も繰り返して、

❷自分の動きを変えて、

❸お互いに声をかけあって、

④おもわず相手がわるい様に思ったり、イライラしたり、

❺右左の位置を変えて見たり、

❻他の人に見てもらってホメアドしてもらったり、、、、本当に様々な姿を見ました。

このあたりで、子どもたちの姿に差が表れ、見守るべきか、技を簡単に揃えるか、新たなアドバイスの声をかけようか、いや、子どもたちの発見を信じてまとうかと、指導者立場の心はグラグラ揺れていました。

これも、失敗の可能性があることをしているからだろうな。子どもたちに乗り越える力があるなら、信じたいなと、指導者としては、練習の中で思う気持ちがありました。

 

1曲目の後半は、「トラベラー」と「8の字シザーズパス」というグループ技です。正直、何回やってもうまくいかなくて、このあとどうなるだろうと思うグループと、つかめてきたグループとでは、心持ちが大きく違ったと思います。

でも、147は、優しさいっぱい。その優しさで、1曲目になぜか自信を見せていた様に思います。

2曲目になり、序盤のジャンプだけのシンプルな動きを楽しむ147は、かわいく見えました。『なんでも全力でしてみないと思いっきり楽しめない。』とみなさんの言っている姿そのものでした。

その後です。2in2と言う2人で2本のなわを使う技に入った時、かんたんそうに見えた動きが、何が理由で、「できたりできなかったりするのかがつかめないというカベ」に出会ったのです。子どもたちの心の体力も、心のコントロール力もすり減っているのがわかりました。いらいらがつのり、ケンカしているペアも見ました。

不安でいっぱいになりました。

 

ところが、

★何度も何度もやってみてやりかたをつかんでいくペアが増えていました。

★何度も失敗しているのに、ペアの子が休むと「先生、明日は来るよね。ここまでがんばってきて、もう少しなんだから」って、こちらの心配をゼロにするような声が聞こえてきました。

★子どもたちにビデオを送りたいと一緒に跳んで、「子どもたち、すごいことやってんだな。」と協力してくれる先生がいました。

★子どもたちの頑張りを少しでも見てもらえるように、アイディアをメモで送ってくれた先生がいました。

★朝登校してすぐ、「先生、これ、考えてきました。」「今日これします。」と、自分にできることを次々と伝えてくれる子がいました。

この時、苦しんでいるだろう子たちの思いをほぐしたり、直接対応したりする役割をしながら、こんなにリスクのあることを、こんなにたくましく乗り越えようとしている147を心の底から信じようと思いました。

直前、子どもたちの底力が見えてきました。思っていたよりも、自分たちでしようとする子が多かったと感じています。深いかかわりで、友だちと信じて動こうとする姿が多く見えました。

そのすべてを見守り、支えていただいた家族の皆様、ほんとうにありがとうございました。

我が子の、かげながらの頑張りエピソード、我が子ながら見違えたエピソードなど、教えていただけるなら、お伝えいただけるとありがたいです。

 

147がまた明日からも、すてきに、たくましく、歩んでいくことを心から願っています。

ありがとうございました。

 

4年生担任  前島裕 星野克行 金子瑛

 

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